カテゴリー別アーカイブ: 選手

ハーフナー・マイクいつ使うの?『今でしょう』

ハーフナー・マイク絶妙なポストプレー

裏に抜け出す動きから反転し、絶妙なワンタッチのポストプレーを決める

ザックジャパン待望の強力ワントップが成長を続けている。

1月27日、エールディビジ第20節、ハーフナー・マイクの何かが明らかに変わった。そのことを強く印象付けられた私は、『ハーフナー・マイク覚醒本物か!』で表し、その成長を追いかけてきた。

そして4月28日、エールディビジ第32節、ハーフナー・マイクの所属するフィテッセは、ホームでウィレムIIと対戦し、ハーフナー・マイクはトップ下で先発3-0とリードする後半15分までプレーした。結果は3-1でフィテッセが勝利した。

この試合で、1ゴール1アシストと勝利に貢献したハーフナー・マイクは、中田英寿、高原、香川に次ぐ4人目の欧州主要リーグのトップチームでのシーズン二桁得点を記録した。

更に、このシーズン10ゴール目よりも、二列目の選手の攻撃を引き出すプレーに見るべきものがあり、もはや、ザックジャパンのベンチを温める理由はなくなったと言っても良いレベルだ。

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メンタルとフィジカルコンディションの関係

17日、日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属が所属しているシュツットガルトは、シュツットガルトのホームでドイツ杯準決勝をフライブルクとおこない、シュツットガルトが2-1で勝利した。

この結果により、6月1日ベルリンで行われる決勝で、今季ブンデスリーガを圧倒的な強さで制覇したバイエルンと対戦することが決まった。

ここで、ザックジャパンの日程を思いだす必要がある。

5月30日、親善試合ブルガリア戦(豊田スタジアム)
6月4日、ワールドカップ最終予選オーストラリア戦(埼玉スタジアム)
6月11日、ワールドカップ最終予選イラク戦(アウェー)

これから、5月30日には、岡崎、酒井高徳の合流は不可能だ。6月4日のオーストラリア戦には前日合流となる筈なので、時差ぼけ、移動の疲れからコンディションが整わないのは明らかだ。

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内田篤人の飄々と

ブンデスリーガの内田篤人にも、去就を意識する時期がやってきたようだ。

4月11日のゲキサカによると、「もしシャルケが僕を必要としてくれるなら喜んで残留したい」とし、もしも契約延長のオファーがなかった場合と仮定した上で、「プレミアに行くかもしれない。いい刺激になると思う。チャレンジしてもいいかなと思う」と内田は自らの去就の選択順位を示した。

2月13日のgoal.comによると、その当時の過去10試合で、獲得ポイントわずかに6で、10位と低迷するシャルケは、内田を含んだ大幅な選手の放出を検討しているようだと報じられていただけに、その頃から、内田の夏の移籍市場での動向が心配されていた。なぜ『心配』だったかと言うと、2月13日時点から逆上る10試合の時期に、内田は一貫して肉離れに苦しんでおり、十分なパフォーマンスを示せていなかったからだ。

しかし、内田はブンデスリーガ第25節のドルトムントとのルーダビーで2アシストを記録、ブンデスリーガベストイレブン、欧州ベストイレブン、ブンデスリーガMVPと、文句の付けようのない復帰を果たすと、その後のCLでもアシストを記録するなど、28節終了の現在まで好調を維持している。
同時にチームも上向き、CL圏内の4位に上昇。いまや2月のシャルケの選手大幅放出の話はどうなったの?という状況だ。

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吉田もベストイレブン・ザックジャパンに勢いか

身を挺して相手クロスを止める吉田

身を挺して相手クロスを止める吉田

9日、プレミアリーグ第29節、サウサンプトンの吉田麻也は、アウェーのノリッジ戦にフル出場した。

この日の吉田は、本職ではない右サイドバックでの出場となったが、2度の相手決定機の阻止で、チームの無失点に貢献し、結果は0-0だった。

英国メディアの『スカイスポーツ』および『ESPN』が、吉田を第29節のベストイレブンに選んだ。

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香川は今はルーニーとの絡みが多いというだけの話では?

現地時間の5日におこなわれたUEFAチャンピソンリーグ決勝トーナメント1回戦、2ndレグのマンチェスター・ユナイテッドVSレアル・マドリーで、ルーニーがスタメンから外れると、この夏にもルーニー移籍かとの報道が英国の複数メディアから最もらしく報じられた。

私とすれば、現時点で、これらの報道の真偽を知る由はないが、「事実であれば香川には痛手だ」という論調が見られることに一石を投じる必要を感じた。

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