メンタルとフィジカルコンディションの関係

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17日、日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属が所属しているシュツットガルトは、シュツットガルトのホームでドイツ杯準決勝をフライブルクとおこない、シュツットガルトが2-1で勝利した。

この結果により、6月1日ベルリンで行われる決勝で、今季ブンデスリーガを圧倒的な強さで制覇したバイエルンと対戦することが決まった。

ここで、ザックジャパンの日程を思いだす必要がある。

5月30日、親善試合ブルガリア戦(豊田スタジアム)
6月4日、ワールドカップ最終予選オーストラリア戦(埼玉スタジアム)
6月11日、ワールドカップ最終予選イラク戦(アウェー)

これから、5月30日には、岡崎、酒井高徳の合流は不可能だ。6月4日のオーストラリア戦には前日合流となる筈なので、時差ぼけ、移動の疲れからコンディションが整わないのは明らかだ。



5月30日の試合はいずれにしても、6月4日のオーストラリア戦は、引分け以上でワールドカップの出場が決まる大切な試合だ。
しかし、それを考慮しても、岡崎、酒井高徳は中二日の中に、ドイツから日本への移動を含んでいるという強行軍となるだけに、普通であればスタメンに名を連ねるような状況ではない。
ザックジャパンにとって、ワールドカップの出場権がかかったこの試合に、両名がフルに活躍できないのは非常に痛い。岡崎は裏に抜け出すスペシャリストで、ザックジャパンの得点王だ。酒井高徳は、(左ひざ半月板損傷のために)欠場すると予測されている長友に代わる活躍を期待できる選手だ。

一方で、岡崎、酒井高徳の両名は、オーストラリア戦に向けてのモチベーションは最高潮だろう。特に、酒井高徳は、出場する場合には、長友の代役となる使われ方となるので、ザックジャパンでの地位を確立する機会として、疲労を跳ね飛ばすようなメンタルを見せる可能性がある。3月26日のヨルダン戦でも、長友の穴を埋めるべく奮闘していたが、失点に絡むなど、必ずしもその穴を埋めることができなかった。そのリベンジの思いも強いだろう。
酒井高徳は、シュツットガルトに移籍した直後の選手の負傷に乗じて出場機会を得ると、あっという間にレギュラーに定着したという、ここぞの勝負強さがある選手だ。

長友欠場の中で、それを補うべき酒井高徳のコンディション不良が予想されるという、表面だけを見れば負の状況に他ならないのだが、酒井高徳はこのような中でも一筋の光を感じさせてくれる選手だ。

間違いなくフィジカル面で厳しくなる6月4日のオーストラリア戦。それは、ワールドカップ出場権のかかった大切な試合だ。その中で注目すべきは、メンタル>負のフィジカル面 となりうるかの如何だ。


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