ワールドカップグループリーグ第2節終了時のまとめ

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日本時間の23日までに、各グループリーグの第2節が終了した。ここで、最終節を残すのみとなった各グループリーグにおいて、各国がどのような位置につけているのかを纏めてみた。

これまでの各ゲームのスコア、今後の日程等については、2014FIFAワールドカップを参照されたい。

グループ A

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 ブラジル 4 2 1 1 0 3 1 2
2 メキシコ 4 2 1 1 0 1 0 1
3 クロアチア 3 2 1 0 1 5 3 2
3 カメルーン 0 2 0 0 2 0 5 -5

最終節には、ブラジルVSカメルーンと、メキシコVSクロアチアがおこなわれる。その中で、
ブラジルは、カメルーンとの一戦で引分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。その時点で、直接対決を残すメキシコとクロアチアの何れか一国にしかプラジルの勝ち点5に並んだり超えたりするチャンスは無くなり、グループ2位以内が決定する。
ブラジルがカメルーンに敗れるような事態になっても、メキシコVSクロアチアでメキシコ勝利ならば、ブラジルは決勝トーナメント進出となる。但し、クロアチア勝利の場合メキシコと、引分けの場合クロアチアと勝ち点で並び、得失点や総得点での敗退の可能性が無い訳ではない。
メキシコは、クロアチアに引分け以上で決勝トーナメント進出。もし敗れれば、ブラジルがカメルーンに敗れた上で、得失点差(さらには総得点)でブラジルを上回らない限り、グループリーグ敗退となる。
クロアチアはメキシコに勝利で決勝トーナメント進出、引分けの場合には、ブラジルがカメルーンに敗戦という条件で決勝トーナメントに進出する。
カメルーンは、グループ敗退が決定している。

メキシコにとってもクロアチアにとっても、絶対に負けられない一戦。メキシコVSクロアチアは熱い戦いになりそうだ。



グループ B

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 オランダ 6 2 2 0 0 8 3 5
2 チリ 6 2 2 0 0 5 1 4
3 オーストラリア 0 2 0 0 2 3 6 -3
4 スペイン 0 2 0 0 2 1 7 -6

オランダ、チリの決勝トーナメント進出が決定している。第2節までのスペインの結果は、ある意味衝撃だった。

グループ C

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 コロンビア 6 2 2 0 0 5 1 4
2 コートジボアール 3 2 1 0 1 3 3 0
3 日本 1 2 0 1 1 1 2 -1
4 ギリシャ 1 2 0 1 1 0 3 -3

コロンビアは決勝トナメント進出が決定済み。コートジボアールは次のギリシャ戦で引分け以上で決勝トナメント進出。日本は、次戦コロンビアへの勝利が必須。その上で、コートジボアールがギリシャに敗れ、ギリシャを得失点差で上回るか、コートジボアールVSギリシャが引分けの場合には、コロンビア戦での2点差以上の勝利が必要。ギリシャはコートジボアールへの勝利以外の結果の瞬間にグループリーグ敗退が決まる。

日本とギリシャはかなり険しい状況に追い込まれていると述べるのが、『公平な』ニュアンスだろう。

グループ D

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 コスタリカ 6 2 2 0 0 4 1 3
イタリア 3 2 1 0 1 2 2 0
3 ウルグアイ 3 2 1 0 1 3 4 -1
4 イングランド 0 2 0 0 2 2 4 -2

最も厳しいグループとされていたグループDで、コスタリカが親善試合のあのチームとは思えぬワールドカップに入ってからの躍進だ。ウルグアイ、イタリアを立て続けに破り、グループリーグ突破を決めている。最終節のイタリアVSウルグアイという、強豪同士の対決は、決勝トーナメントをかけた熱い一戦となる。引分け以上で、イタリアがグループリーグを突破となる。
結果的に見れば、イングランドは最悪な結果となった。『死の組』の影響をまともに一人で受けた格好だ。

グループ E

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 フランス 6 2 2 0 0 8 2 6
3 エクアドル 3 2 1 0 1 3 3 0
2 スイス 3 2 1 0 1 4 6 -2
4 ホンジュラス 0 2 0 0 2 1 5 -4

フランスVSエクアドル、スイスVSホンジュラスのゲームを最終節で迎える。フランスは引分け以上で、グループリーグ突破が決定する。エクアドル、スイスのうち多くの勝ち点を獲得した方がやはりグループリーグ突破となる。但し、どちらも勝ち点0の場合、ホンジュラスを含めた得失点勝差勝負となる可能性もある。
逆に、上位3チームが勝ち点6で並ぶことも有り得る。

エクアドル、スイスを中心に決勝トーナメント進出の二つ目の席の争いが見どころだろう。

グループ F

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 アルゼンチン 6 2 2 0 0 3 1 2
2 ナイジェリア 4 2 1 1 0 1 0 1
3 イラン 1 2 0 1 1 0 1 -1
4 ボスニア・ヘルツェゴビナ 0 2 0 0 2 1 3 -2

最終節には、アルゼンチンVSナイジェリア、イランVSボスニア・ヘルツェゴビナのゲームが組まれている。アルゼンチンは既にグループリーグ突破が決定している。二つ目の席をナイジェリアとイランが争う。ナイジェリアはアルゼンチンに対して引分け以上でグループリーグ突破。イランはボスニア・ヘルツェゴビナに勝利した上で、ナイジェリアがアルゼンチンに敗れた場合に、勝ち点4でナイジェリアに並び、得失点差勝負に持ち込むことができる。ナイジェリア、イランともに手強いチームを相手にするだけにどうなるかに興味が持たれる。

グループ G

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 ドイツ 4 2 1 1 0 6 2 4
2 アメリカ 4 2 1 1 0 4 3 1
3 ガーナ 1 2 0 1 1 3 4 -1
4 ポルトガル 1 2 0 1 1 2 6 -4

最終節では、アメリカVSドイツ、ポルトガルVSガーナが組まれている。驚くべきは、2戦目までのポルトガルの苦戦ぶりだ。もはや、ポルトガルに残された道は、ドイツかアメリカに勝ち点で追いつき、得失点差で上回るしか無いのだが、2戦目までの得失点差も-4と大きく劣っている。状況は、ガーナも似たようなものだ。更に、アメリカVSドイツが引き分けた瞬間。ポルトガルとガーナのグループリーグ敗退が決まってしまう。

グループ H

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 ベルギー 6 2 2 0 0 3 1 2
2 アルジェリア 3 2 1 0 1 5 4 1
3 ロシア 1 2 0 1 1 1 2 -1
4 韓国 1 2 0 1 1 3 5 -2

最終節、韓国VSベルギー、アルジェリアVSロシアのゲームが組まれている。最終節で勝ち点でベルギーに並ぶ可能性を残しているのはアルジェリアだけであり、ベルギーはグループリーグ突破を決定している。ロシア、韓国ともに、次戦の勝利が必須だ。


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ワールドカップグループリーグ第2節終了時のまとめ」への1件のフィードバック

  1. 子猿信者

    ザックさん日本サッカーの向上に貢献しました。本当にありがとう!日本代表には、故障明けの選手とコンデションの、悪い主力に頼らざるを得ない状況下、迷走と評価されているが、今までの実績からいくと前進ですよ!今後のかだいは、実力のあるFW です。精度の悪いFW はいりません。W 坏のTV見ていると、J リーグ遅いスローモーション見たい、J で通用しても、速いW 坏では通用しません、だから三人もFW 採りました。J よりspeedのある海外で養成して下さいね。FW とDF の養成です。

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