【速報】ザックジャパンVSコスタリカ代表

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日本時間3日10時、アメリカ・フロリダ州タンバにて、ブラジルワールドカップの事前調整試合となるザックジャパンとコスタリカ代表の国際親善試合が開始される。

双方とも、ワールドカップに出場するチームであり、高いモチベーションに終始することが予想される。

20140603コスタリカ戦予想フォーメーション

試合に先立ち、ザックジャパンの先発メンバーが発表された。

予想フォーメーションは次の4-2-3-1システム

ワントップには、キプロス戦で出場機会のなかった大迫が入った。二列目には左から香川、本田、大久保。ボランチには、山口とやはりキプロス戦で出場しなかった青山。DF陣は長友に代り、今野が左に入るとみられる。他は左から森重、吉田、内田となる。ゴールマウスは川島が守る。(訂正、試合が始まって確認すると、森重と吉田の位置は逆であった)

大迫、青山といった選手を試すことを想定した布陣と言える。岡崎に代え、大久保を右FWで起用することは、少しサプライズ的だ。フィジカル的に厳しい試合が続くワールドカップを踏まえ、大久保のユーティリティ性を考慮し、チームとしての層の厚さを醸成することが狙いか。

そしてなによりも注目なのは、キプロス戦で不調を極めた本田のプレーだ。



【10時過ぎ試合開始】
開始早々、ザックジャパンは中盤右でファール。シュートに持ち込まれる。
すぐにザックジャパンは反撃、大久保が飛び出しシュートは惜しくもクロスバーを超える。
双方、激しい攻撃を見せる中、大久保の躍動が目立つ。
7分、大迫にイエローカード。
DF陣がコスタリカにかなり崩されている印象が強い。香川がゴール前の大迫に入れるも精度を欠く。
10分、自由に動き回る香川は、ペナルティエリア右から大迫の頭めがけて柔らかいクロス。大迫合わせるが惜しくもクロスバーを超える。これは決定的シーンだった。
14分、山口が奪ったボールを香川が拾いゴール正面にドリブル、シュートを放つが枠を外れる。徐々にザックジャパンのペースか。
17分コスタリカのCKを大迫が前線にクリア。
24分、中盤で本田から香川にパス。香川はゴール前中央の大久保にスルーパス。大久保の左足シュートは惜しくもGKに阻まれる。
26分、本田がボールをキープ。今野がオバーラップすると相手DFは今野に振られる。そこに中央でフリーの青山に本田がパス。青山のミドルシュートは惜しくも外れる。
その後、ザックジャパンの一方的展開となり、コスタリカは防戦一方。
しかし、サッカーは怖い。チャンスを逃しているとこうなるという、お手本を演じてしまう。前がかりになっていたザックジャパンは、相手左サイドからの突破を許し、クロスから相手ストライカーであるルイスにゴールを許してしまった。これで0-1。
その後も、内田の攻め上がりのスペースを使われるピンチがあった。逆サイドからのピンチもありディフェンスの課題が見え隠れしている。
38分、今野にイエロー。明らかに相手選手ルイスにてこずっている。

【前半終了】
攻め込みながらスコアでは0-1という。コスタリカの注文どおりの試合と言うしかない。本田に関しては、キプロス戦よりは良いが、可もなく不可もなくといったところだろうか。ただ、大久保、香川、山口、青山といった選手の躍動により、本田の突出度は低下している。しかしこれは、チームの総合力としては良い方向だろう。

【後半開始】
大久保(OUT)⇒岡崎(IN)、青山(OUT)⇒遠藤(IN)の2枚のカードを切って後半開始。遠藤はボランチの左に入るとみられる。
2分岡崎が裏の動きから右サイドを突破、決定的な状態でクロス。同点かと思われたが、ゴール前でシュートした今野と本田が重なる。こぼれたところをシュートするが枠をとらえず。
6分、香川が持った瞬間に岡崎を裏を取るが、惜しくもオフサイド。
7分本田のスルーパスで抜け出した岡崎がシュート、惜しくもGKに阻まれる。
15分、相手コーナキックのクリアから岡崎がドリブルしカウンター。岡崎は左サイドの香川を選択、香川は一旦ドリブルで中に仕掛け、右に流れた本田にパス。本田が中央に丁寧にグラウンダーのクロス。するとそれを内田がスルー、走り込んだフリーの遠藤が落ち着き同点ゴール。1-1
16分、今野(OUT)⇒長友(IN)
25分、内田(OUT)⇒酒井宏樹(IN)
28分、ハーフライン付近でボールをカットした山口が、ワンツーを使い、ペナルティエリアまで走る。DFに潰されるが、もう一歩で決定的になるシーンは印象的。
30分、大迫(OUT)⇒柿谷(IN)
34分、ザックジャパンは自陣からフィードが一気に柿谷に通り、柿谷のポストプレーでセンターサークル付近で香川に渡る。そこから香川はドリブル・・・ドリブルの素晴らしい展開。柿谷とのワンツーでペナルィエリアに侵入すると、ややトラップが乱れ、体制を崩しながらもゴール隅に流し込んだ。これで2-1。香川はドルトムント時代によく見せてくれた右手を振り上げジャンプするガッツポーズ。まさに、本来の香川の姿と言えるだろう。
43分、ゴール前の混戦で香川が打開しようとする局面で、柿谷の前にボールがこぼれる。柿谷は決定的なシュートを放つが枠を捉えず。
47分、香川がゴール前に浮かせ、岡崎がディフェンスと競り合う。ディフェンスが頭でクリアすると、柿谷がトラップ。ボールがピッチに落ちた瞬間、柿谷はスライディングするようにシュート、ゴールネットを揺らす。これで3-1。

【総評】
総合してザックジャパンの各選手の動きが上回った。本田頼りでもなくチームとしてワールドカップに出場するチームに快勝したことは大きいだろう。柿谷の1ゴール1アシストは、未確定だったワントップのスタメン争いに影響を与えるだろう(逆に大迫はあとは決めるだけのヘディングを外してしまった)。
あえて難を言えば、ディフェンスのプレーだ。吉田は判断が遅く、足元が確かな相手選手の遠くにボールを運ぶことなくボールをカットされることがあり、肝を冷やされた。ディフェンス陣全体として考えても、長友に何かが起きた時に今野をサイドバックとして使うようなチーム状態であることが気になる。その点では、酒井高徳の回復が望まれる。

 


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