コンフェデレーションズカップ2013はブラジルで開幕し、ザックジャパンは日本時間16日、その開幕試合となるホスト国・ブラジル戦にブラジリアのエスタジオ・ナシオナルで臨んだ。
ザックジャパンは、前半立ち上がり、後半立ち上がりに失点すると、後半ロスタイムにも失点し、0-3と完敗した。
ザックジャパンにとって、コンフェデレーションズカップの目的は、世界の強豪に勝ちにいくことであった筈だが、昨年10月のブラジルとの対戦(0-4)同様に、世界との差を見せ付けられる結果となったと言わざるを得ない。
コンフェデレーションズカップ2013はブラジルで開幕し、ザックジャパンは日本時間16日、その開幕試合となるホスト国・ブラジル戦にブラジリアのエスタジオ・ナシオナルで臨んだ。
ザックジャパンは、前半立ち上がり、後半立ち上がりに失点すると、後半ロスタイムにも失点し、0-3と完敗した。
ザックジャパンにとって、コンフェデレーションズカップの目的は、世界の強豪に勝ちにいくことであった筈だが、昨年10月のブラジルとの対戦(0-4)同様に、世界との差を見せ付けられる結果となったと言わざるを得ない。
「コンフェデは参加するために来たのではない。勝つために来た。けがやコンディションには気をつけろ」ザッケローニが選手に与えた言葉だ。
これは、目標順位を具体的に述べないザッケローニのいつもの表現であるが、その言葉から、ザッケローニの頭の中が、ブラジル、イタリア、メキシコと戦うリーグ戦のみで完結しているとはとうてい思えない。決勝トーナメントの戦い2試合を想定した言葉であることは容易に想像できる。
決勝トーナメントへの進出を果たせば、更にスペインなどの強豪との対戦が実現する。
しかし、まずはリーグ戦突破が不可欠となる。
試合開始時間、テレビ放送は次のとおり。
VSブラジル(日本時間16日4:00、テレビ放送フジテレビ系列3:45~6:00)
VSイタリア(日本時間20日7:00、テレビ放送フジテレビ系列6:50~9:00)
VSメキシコ(日本時間23日4:00、テレビ放送フジテレビ系列3:45~6:00)
この記事では、ブラジル、イタリア、メキシコの特徴を考える。
6月4日、ザックジャパンは埼玉スタジアムでオーストラリアと1-1の引きわけ、5年連続となるワールドカップの出場を決めた。
その翌日5日、チームは会見に臨んだ。
その席で、本田から注目の発言が熱く飛び出した。いわゆる名指しの”公開説教”だ。
その公開説教の中でも、最も印象に残ったのは、先輩今野に対するものだ。
今野が、「トップクラブの選手といっしょにやれるのは楽しい」と代表でのプレーを表現したことに対し、「・・・トップクラブでやってる選手もいる一方で、そうでない選手もいる。そうでない選手もやれることはあると思うんです。そこを今野選手みたいに憧れみたいな気持でいられると困る・・・」
”説教”を超え、浅く聞けば吊るし上げとも取れる先輩への発言に、周囲は一瞬凍ったかもしれない。
チームで”いじられ屋”になることが多いという今野。しかし、この本田の発言は、”いじる”という種類のものではなく本音だった。そして今野の顔は笑っていた。・・・
その笑顔の意味は深い。私は一瞬にしてそう感じた。
6月4日、ホーム埼玉スタジアムのオーストラリア戦でワールドカップ2014の出場を決めたザックジャパンに良い雰囲気が広まっているようだ。
6月11日のワールドカップ予選イラク戦、6月15日からのコンフェデレーションズカップを控えるザックジャパンは、イラク戦に備え戦いの地となるドーハで調整中であるが、自由に意見を述べる雰囲気が醸成されている。
オーストラリア戦翌日の公式会見の場で、本田はチームメートに”公開説教”したが、今度は長友が本田に対し「圭佑には、クリスティアーノ・ロナウドやメッシ並みの影響力のある選手になってもらいたい。いや、なってもらわないといけない」と述べた。
自己の成長とともに、僚友・本田のレベルアップこそが必要との考えを明らかにした。
6月15日(日本時間16日4時)ザックジャパンはコンフェデレーションズカップ2013の開幕戦で、ブラジル代表と対戦する。
昨年10月16日、ザックジャパンの欧州遠征の同カードでは、0-4と完敗した相手だ。更に今回の場合には、ブラジルは大会のホスト国であるために、ザックジャパンには完全アウェーが強いられる。
しかしながら、6月4日にワールドカップ2014の出場を決定したザックジャパンは、精神的支柱の本田圭佑を中心とし、世界と戦うメンタルを整えて臨むだろう。
1年後のワールドカップ2014を占うコンフェデレーションズカップで、強豪ブラジル相手にザックジャパンが如何に戦うか。その試合は、日本中の興味を集める。
ブラジルの隙は?ザックジャパンの活路は?と考えてみることにした。