コンフェデレーションズカップに期するものが一番強いのは今野泰幸かもしれない

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6月4日、ザックジャパンは埼玉スタジアムでオーストラリアと1-1の引きわけ、5年連続となるワールドカップの出場を決めた。

その翌日5日、チームは会見に臨んだ。

その席で、本田から注目の発言が熱く飛び出した。いわゆる名指しの”公開説教”だ。

その公開説教の中でも、最も印象に残ったのは、先輩今野に対するものだ。

今野が、「トップクラブの選手といっしょにやれるのは楽しい」と代表でのプレーを表現したことに対し、「・・・トップクラブでやってる選手もいる一方で、そうでない選手もいる。そうでない選手もやれることはあると思うんです。そこを今野選手みたいに憧れみたいな気持でいられると困る・・・」

”説教”を超え、浅く聞けば吊るし上げとも取れる先輩への発言に、周囲は一瞬凍ったかもしれない。

チームで”いじられ屋”になることが多いという今野。しかし、この本田の発言は、”いじる”という種類のものではなく本音だった。そして今野の顔は笑っていた。・・・

その笑顔の意味は深い。私は一瞬にしてそう感じた。



オーストラリア戦の前日、本田が代表に合流した際に今野は、「若い選手は本気で世界で勝とうとしている。こっちも必死で追いつく感じ」と、決意を表し、オーストラリア戦ではケーヒルを抑え切った。そして、この本田の発言により、『こっちも必死においつく』という、一歩引いた考えが消え、若い選手と同列に、いや先輩としてそれ以上に、『世界に勝つ』思いを強めたことは間違いないだろう。今、コンフェデレーションズカップに期する思いが最も強いのは、実は、今野かもしれないと思う。

日本時間6月16日4:00、コンフェデレションズカップ2013の開幕戦で、ザックジャパンはブラジルと対戦する。ブラジルの布陣を私は次のように考えているが、
コンフェデレーションズカップ・ブラジル予想布陣それからすると今野が主に対峙するのはフレッジやフッキになる。6月4日にオーストラリアのケーヒルを抑え、アジアでは優れたCBであることを示した。そして今度はブラジルの攻撃陣だ。今野が抑えるかどうかにより試合の行方に大きなインパクトがあるだろう。ブラジルの攻撃陣を抑えた時に、今野の名声は世界に飛躍する。

それくらいに今野にとって大きな意味を持つ試合であり、大会となる。


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