ザッケローニ:コンフェデレーションズカップは勝ちにいく

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「コンフェデは参加するために来たのではない。勝つために来た。けがやコンディションには気をつけろ」ザッケローニが選手に与えた言葉だ。

これは、目標順位を具体的に述べないザッケローニのいつもの表現であるが、その言葉から、ザッケローニの頭の中が、ブラジル、イタリア、メキシコと戦うリーグ戦のみで完結しているとはとうてい思えない。決勝トーナメントの戦い2試合を想定した言葉であることは容易に想像できる。

決勝トーナメントへの進出を果たせば、更にスペインなどの強豪との対戦が実現する。

しかし、まずはリーグ戦突破が不可欠となる。

試合開始時間、テレビ放送は次のとおり。
VSブラジル(日本時間16日4:00、テレビ放送フジテレビ系列3:45~6:00)
VSイタリア(日本時間20日7:00、テレビ放送フジテレビ系列6:50~9:00)
VSメキシコ(日本時間23日4:00、テレビ放送フジテレビ系列3:45~6:00)

この記事では、ブラジル、イタリア、メキシコの特徴を考える。



【ブラジル】
4-2-3-1の布陣で臨むと思われるチーム最大の特徴は、鉄壁を誇りそうなDF陣の豪華さだ。左から、マルセロ(レアル・マドリー)、ダビド・ルイス(チェルシー)、チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)、ダニエウ・アウベス(バルセロナ)の4名は何れも世界のトップで、守備のみでなく、サイド攻撃、ビルドアップなどで攻撃面にも強力に関与する。このDF陣を崩すには、選択肢を多く持った中で、創造性豊かな攻撃を仕掛ける必要があるだろう。
攻撃陣にはにネイマール(サントス)、オスカル(チェルシー)、フッキ(ゼニト)を配し、技術(ネイマール、オスカル)、スピード(ネイマール、フッキ)、フィジカル(フッキ)を融合させている。対峙するザックジャパンDF陣には、高度な危険察知と危機管理が必須となる。
ボランチには、昨年10月の対戦時にロングレンジからの地を這うような強烈なゴールを決めたパウリーニョ(コリンチャンス)がいる。ロングシュートを想定し、一瞬も緊張を途切らせてはいけない。
参考⇒ザックジャパンはコンフェデレーションズカップ・ブラジル戦を如何に戦うか

【イタリア】
4-4-2と思われるイタリアの布陣の特徴はやはりDF陣だ。GKを含む5人のうち、4人(GKブッフォン、左SBキエッリーニ、CBボヌッチ、CBバルサーリ)がユベントスの選手で、日頃から一緒にプレーしていることから、極めて連携が密なことが強みだ。残る右SBは、アバーテ(ACミラン)であるが、ディフェンスはもとより、スピードあるサイド攻撃に最大の特徴がある選手だ。
中盤で攻撃のタクトを振るのはピルロ(ユヴェントス)だ。中盤左のデ・ロッシ(ローマ)は、無尽蔵のスタミナで動き回り、多くのチャンスに顔を出すことを特徴とする。
ツートップのバロテッリ(ACミラン)は、悪童と呼ばれるが故にその側面が知られているが、それ以上にシュート、パスなど全てのプレーのクオリティが高いことでも良く知られている。通常であれば、バロテッリの相棒はカッサーノ(インテル)であるが、カッサーノは負傷回復中にあり、今回招集されていない。カッサーノに代わるのは、若手エル・シャーラウィ(ACミラン)か。

【メキシコ】
メキシコの特徴は、ショートパスで繋いで、豊富な運動量で全員が攻め込むスタイルにある。国内チーム所属の選手の割合が多いが、メキシコリーグのレベルが非常に高く、どこからでも攻撃を仕掛けてくる。
ショートパスを多用するパスサッカーである点や、献身的な豊富な運動量など、3チームの中では、最も日本代表に似ている。参考⇒メキシコ代表ってこんなチーム?

【3チームの序列】
強いて言えば、ブラジル>=イタリア>メキシコ だと思う。

【決勝トーナメント進出の最低条件】
最低限、1勝2分(勝ち点5)が必要だろう。すると、メキシコには勝つということが最低条件だろうか。
しかし、戦前から指揮官が敗や分を予定する筈もない。今のザッケローニの頭の中にあるのはリーグ線の全勝突破であることは間違いない。


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