タグ別アーカイブ: ザックジャパン

日本代表4-3ザンビア代表にもザック不満

日本代表は7日、アメリカ・フロリダ州・タンパにて、国際親善試合をザンビア代表とおこなった。

日本代表にとって、ワールドカップ・グループリーグ第一戦のコートジボアール代表との対戦前のアフリカ勢ザンビア代表との対戦は、仮想コートジボアールの意味合いのある重要な試合である。

一方、ワールドカップの出場権を逃しているザンビア代表にとっては、2015アフリカネイションズカップを視野に入れた試合で、ワールドカップ出場国との差を測ることを目的としている。監督は、「単なる親善試合ではない」と述べていることから、最大限のチーム力をぶつけてくるものと想定された。

ザンビア戦スターティングフォーメーション

ザッケローニは、「今回は(キプロス戦やコスタリカ戦と比べて)使う交代カード数は少ないだろう」と述べていることから、コートジボアール戦のスターティングメンバーを基本としたフォーメーションを組んでくるだろうと、メンバー発表が注目された。

実際に、GK西川を除けば、その可能性が高い名前が並んだと言える。

ワントップには、コスタリカ戦で1G1Aの柿谷、二列目に左から香川、本田、岡崎の鉄板トリオ。ボランチは左が遠藤、右がここのところ存在感を顕著に示している山口。DF陣は左から長友、今野、吉田、内田だ。

この中で注目すべき選手は、やはり、ここのところ調子があがっていない本田と、負傷明けから間もない内田だろう。ザッケローニは「90分通してどれだけできるかを試したい選手がいる」と述べているが、この二人がそれに該当する筈だ。

しかし、この試合は、意外な展開を見せ、本田がどうだ内田がどうだという以前の大きな問題が露呈したと言える。

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【速報】ザックジャパンVSコスタリカ代表

日本時間3日10時、アメリカ・フロリダ州タンバにて、ブラジルワールドカップの事前調整試合となるザックジャパンとコスタリカ代表の国際親善試合が開始される。

双方とも、ワールドカップに出場するチームであり、高いモチベーションに終始することが予想される。

20140603コスタリカ戦予想フォーメーション

試合に先立ち、ザックジャパンの先発メンバーが発表された。

予想フォーメーションは次の4-2-3-1システム

ワントップには、キプロス戦で出場機会のなかった大迫が入った。二列目には左から香川、本田、大久保。ボランチには、山口とやはりキプロス戦で出場しなかった青山。DF陣は長友に代り、今野が左に入るとみられる。他は左から森重、吉田、内田となる。ゴールマウスは川島が守る。(訂正、試合が始まって確認すると、森重と吉田の位置は逆であった)

大迫、青山といった選手を試すことを想定した布陣と言える。岡崎に代え、大久保を右FWで起用することは、少しサプライズ的だ。フィジカル的に厳しい試合が続くワールドカップを踏まえ、大久保のユーティリティ性を考慮し、チームとしての層の厚さを醸成することが狙いか。

そしてなによりも注目なのは、キプロス戦で不調を極めた本田のプレーだ。

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ワールドカップ壮行試合 日本代表VSキプロス代表

27日、埼玉スタジアムにて、ザックジャパンことサッカー日本代表は、ワールドカップ前の国内最終戦となる壮行試合をキプロス代表とおこなった。

試合結果は、前半43分のDF内田のゴールにより、1-0でザックジャパンが勝利した。

ザックジャパンの選手は、ワールドカップを見据えたフィジカル重視の事前合宿により、疲労の蓄積が明らかで、切れに欠くプレーが垣間見えたが、試合を支配する中でキプロス代表を退けた。

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明日キプロス代表戦ザックは何を試すのか

明日5月27日19時30分、埼玉スタジアムにて、ザックジャパンはワールドカップ前の国内最終戦となる壮行試合で、キプロス代表との国際親善試合をおこなう。

通常、サッカーの試合では勝ち負けに興味が集中することが多い。しかし、ワールドカップというビッグイベントを直前に控えた国際親善試合を観戦する場合には、代表チームの指揮官が如何にワールドカップを戦う青写真を描き、そのためにこの親善試合をどのように活用するのかという点に興味が集中する。

些か僭越であるが、この記事では、『私がザッケローニならば、明日のキプロス戦でこれを試す』という志向で記す。

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ザックジャパンのW杯イヤー初戦いかに

2014年、ワールドカップイヤーの初戦は3月5日、ザックジャパン初の国立競技場でニュージランド代表とおこなわれた。

展開は、前半の中盤には4-0とザックジャパンが一方的に試合を運び、ワールドカップという大舞台を控えた試合としては緊迫感に欠ける懸念さえ漂うものだった。

しかし、その後試合は一転。

前半の中盤以降には、ニュージーランドが攻め込む展開が続き、ザックジャパンは2失点。4-2で辛くも勝利したものの、相変わらずの守備の課題を露呈したというのが現実だ。

この状況で、ワールドカップの強豪の攻撃陣にどう対峙していくのだろうか?

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