本田ACミラン移籍か・その根拠

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当サイトは、本田の移籍先を憶測してみるで今夏ラツィオ移籍を予想していたが、どうやら本当に『憶測』となってしまうようだ。

それは、新たな有力情報の浮上により明らかだ。

イタリアの情報などを伝えるサイト「カルチョメルカート」はCSKAモスクワMF本田圭佑について、「ここ数日でACミランから7月移籍のための照会を受けた」と報じた。現時点でEU外国籍枠に空きがないミランは、今年7月に獲得オファーを出す方針のようだ。

ACミランは、本田に対して獲得の意向を打診し、CSKAモスクワの契約延長のオファーを受けないよう示唆しているという。

今回の本田ACミラン移籍の情報には、その真実味を示す根拠がいくつかある。



根拠①
FWイブラヒモビッチを放出するなど、財政難が伝えられるACミランにとって、1500万ユーロ(約16億5000万円)の移籍金を支払うことは不可能だ。しかし、常識的に言って、CSKAモスクワと本田の残り契約期間が半年未満となる夏の移籍により、移籍金は半額以下に大幅減額となる。

根拠②
本田としては、CSKAモスクワの契約延長オファーに応じないことにより、来年のワールドカップに向けて重要な今の時期に、監督に干されるという危惧があるだろう。しかし、本田の活躍により、今季のCSKAモスクワは現在リーグ首位と、リーグ制覇に向けて絶好の位置につけている。2006年以来のロシアプレミアリーグ制覇を成し遂げるには、本田の存在は明らかに不可欠であり、干されることはないという読みがある。ただ、この夏を逃がすと、干される危険が出てくることから、ACミランから7月にオファーが届けば、それを受けるのではないだろうか。別な言い方をすれば、ACミランとの確約の上で、CSKAモスクワの契約延長オファーを拒否するのではなかろうか。

以下2013年1月17日追記
根拠③
CSKAモスクワが2年の契約延長を提示するとロシアで報道されたが「その話は聞いていない」と本田は一蹴した。一方で、ACミランの質問に関しては無言だったという。
聞いていないことには「その話は聞いていない」と明言する男の「無言」が何を意味するかは、懸命な方ならば明らかだろう。ACミランとの接触は間違いなく進行してる。と、考えるのが自然だ。
また、本田は16日、CSKAモスクワのスペイン合宿に参加するために成田空港から出国した。このことは本田が2012-2013シーズンの後半戦をCSKAモスクワで戦うことを意味し、1月末で閉じる冬の移籍市場での移籍が無いことを示す。すなわち、当初の情報どおりに夏の移籍市場での移籍の可能性を高めるものだ。
以上2013年1月17日追記

残る問題はもう一つだ。かねてから本田は「ビッグクラブしか興味ない」と言っているが、本田にとってACミランがビッグクラブに相当するのか?ということだ。これについては、過去にラツィオとの交渉を進めていた経緯があることから、ACミランであれば問題ない筈だ。

但し、夏の移籍市場となれば本田の移籍金は破格感が強くなる。そのことから、更なるビッグクラブからのオファーが続出し、売り手市場となることも有り得る。現状では、ACミランへの移籍が有力だが、本田がかねてから希望しているレアルやバルサ移籍なども消えてはいないという、未だに余談を許さない状態が続きそうだ。
以下2013年1月22日追記
本田の移籍が余談を許さない状況であることを示す新たな情報が3つ飛び込んできた。
・16日にはインテル・ミラノが代理人を通じてCSKA側と接触したことがわかった
・17日にはロシアのメディアでラツィオとの移籍交渉が伝えられる
・17日、ドイツでもシャルケが補強候補のトップに本田をリストアップしたと報じられた
インテルでは、スナイデルのトルコ1部リーグへの移籍が発表されている。そのため、スナイデルの後継者獲得が急務であり、他の2つの情報よりも信ぴょう性が高そうだ。どうやら、本田をめぐるミランとのミラノダービーの様相を呈してきているようだ。
インテルは移籍金の上限を700万ユーロ(約8億2000万円)程度としているとのことであり、CSKAが設定する1600万ユーロ(約18億7000万円)とは開きが大きい。このことから、オファーは夏の移籍市場となるのもミランと同様と考えられる。
以上2013年1月22日追記

以下2013年1月28日追記
CSKAスクワのスルツキ監督が、日本代表MF本田圭佑の今冬の残留を明言した。
今月末までの移籍期限を前に「現時点でビッグオファーは来ていない。あと4日で交渉がまとまることは不可能だ」としている。
また、「この夏のサインは有り得る」と、初めて夏に移籍の可能性があることに言及した。

以下2013年2月23日追記
ロシアの現地記者は、「この夏には本田は移籍する」との見解を明かした。
「移籍金無しでの移籍は避けたいとの意向から、CSKAモスクワは(移籍金が発生する)今夏までに本田を売却したいと考えている。ただし移籍先候補のクラブについては、まだ全く見当がつかない」と述べている。

以下2013年2月24日追記
CSKAモスクワは、本田の移籍の大きな障害となる移籍金2,000万ユーロ(約24億6,000万円)を設定した。本田の移籍はどうなるのか事態は再び混沌としてきた。

以下2013年3月1日追記
イングランドプレミアリーグのリバプールと用具提供契約を結んでいる米・ウォーリアー社の幹部が、本田との個人契約を目指し接触していることを認めた。ウォーリアー社が本田と契約した場合には、「リバプールへの話もできる」と、移籍の後押しの可能性を示唆した。
ウォーリアーは、今期から日本進出を開始したブランドだ。

以下2013年3月14日追記
ロシア誌『Izvestia』の13日報道によれば、セリエAのフィオレンティーナとプレミアリーグのエヴァートンが本田の代理人と接触した模様だ。

私としては、ACミランへの移籍が実現することを心待ちしたい。インテル長友とのミラノダービーが楽しみで仕方がないからだ。それは「ワールドカップ優勝」の目標を共有する二人のぶつかり合いである。

以下2013年4月06日追記
個人的に最近思うことがあるので、追記しておきたい。
2月6日のラトビア戦を最後に、CSKAモスクワは軽傷としながらも、『インフルエンザをこじらせた』とか、『右膝の検査と古傷の左足首治療』とし、現在まで2ヶ月間の本田の欠場が続いている。その中で、クラブの試合や3月26日の代表のヨルダン戦を欠場した。私がラトビア戦マッチレポートに書いたように、2月時点から、その動きは相当に悪かった。即ち、本田の市場価値に関わる状態を懸念しているし、CSKAモスクワにも、本田の市場価値を下げたくない思惑が見え隠れするように思えてならない。
一転し、CSKAモスクワが、夏の放出を決断しても、オファーが無いという事態に転ぶかもしれない。
それは、6月のワールドカップ予選とコンフェデレーションズカップの出場と、活躍の如何で明らかになる。

状況が様々に変わることから、この記事のタイトルは失敗だったという心境になってきた。

以下2013年7月05日追記
夏か冬かの問題はあるにせよ。ACミランと本田側は合意に達し、ACミラン移籍は”内定”した。本田は、CSKAモスクワとの契約が2013年末に終了するため、遅くとも2014年1月にはACミラン本田が誕生する。ACミランとCSKAモスクワの交渉が成立した場合には、今夏移籍も有りうる状況だ。

以下2013年12月11日追記
遂に、本田のACミラン移籍が、同チームの公式HPで発表された。2014年1月3日に正式発表され、ミランの選手となる。背番号は10だ。ACミラン本田は、ザックジャパンに大きなものを還元するに違いない。

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