本田圭佑の今夏ビッグクラブ移籍を決めるものとは

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6月4日オーストラリアとのワールドカップ最終予選、6月11日の同イラク戦、そして6月15日のコンフェデレーションズカップ2013ブラジル戦、6月19日の同イタリア戦、6月22日の同メコシコ戦、リーグ戦を突破すれば、コンフェデレーションズカップ2013の世界の強豪との戦いは6月30日にまで及ぶ。

ザックジャパンにとってこの大切な時期に、一人の選手の動向について語ることは適切ではないのかもしれない。

しかし、夏の移籍市場に興味が注がれる季節になっているのもまた事実だ。

ザックジャパンのチームメイト香川真司がマンチェスター・ユナイテッドで活躍する今、「俺もビッグクラブに相応しい選手」と公言してはばからない本田圭佑。

今、彼の今夏動向がどうなるのかを考えてみたい。



当サイトでも、『本田ACミラン移籍か・その根拠』や、『本田の移籍先を憶測してみる』などにより、本田の移籍の可能性について言及してきたことがある。

その中では、ACミランへの移籍がほぼ確実だろうとする趣旨を伝える中で、セリエA、リーガ・エスパニョーラ、イングランド・プレミアリーグ、ブンデスリーガが本田に注目していることを述べてきた。
しかし、2011秋の半月板損傷の手術による長期欠場以来、2013年2月には、低調なパフォーマンスだったラトビア戦から既に古傷の足首が悪化していた模様で、以降2ヶ月強の長期欠場をし、更に軽傷とされてはいるものの、今月12日に右足太ももの違和感の負傷をし、18日にCSKAモスクワがロシア・プレミアリーグの優勝を決める試合も欠場している。

このように怪我が回っていることは、完治していない怪我をかばうが故のように見えてしまい、本田への熱視線を送っていた多くのビッグクラブにしてみてば、本田を獲得することのリスクを感じざるを得ない状況である。
本田が完全復活を示さない限り、その熱視線は冷めるだろう。

即ち、各ビッグクラブは、本田との接触を進める前に、フィジカルコンディションの確認が必須な状況になっていると思われるのだ。

このような各クラブの慎重姿勢は、本田の移籍の障害になってくる。

そして、それを打破するのは本田本人に他ならない。ブラジル、イタリア、メキシコとの対戦が決まっており、更に濃密な強豪との対決が実現する可能性もある2013年ザックジャパンの天王山6月決戦は、本田の力の示す格好の場だ。
その数々の舞台で、ビッグクラブが喉から手が出る程に本田を欲するようなパフォーマンスを示すことにより、現実味ある夏の移籍市場のオファーにたどり着くのだ。

この6月のザックジャパンでの本田の戦いは、彼のキャリアにとって決定的な意味を持つものとなる。
最善の場合、本田はビッグクラブへの移籍を果たす。しかしながら、この6月にもなんらかの負傷により欠場するような最悪のシナリオの場合には、本田にCSKAモスクワの提示する移籍金で合意するオファーはない可能性が高い。その場合、本田はCSKAモスクワに残留となり、来季のロシア・プレミアリーグを消化しつつCLに出場しての仕切り直しとなる。CLに出場するチームに留まること自体は悪くないが、選手としてピークの時期を更にロシアで過ごすことになる。


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