タグ別アーカイブ: 香川真司

ファーガソンのホーム最終戦に香川真司はフル出場

今季限りの引退を表明したファーガソン監督のホーム最終戦となるプレミアリーグ第37節のマンチェスター・ユナイテッドVSスウォンジー・シティは、12日、オールド・トラフォードでおこなわれた。結果は2-1でマンチェスター・ユナイテッドが勝利し、ファーガソンにホーム最終戦の勝利をプレゼントした。

この試合で香川真司は、右MFとして先発、途中トップ下にポジションを代えてフル出場した。それに対し、移籍を噂されているルーニーはこの日もベンチ外であり、勇退後もディレクターとしてマンチェスター・ユナイテッドへの影響力を持つファーガソンは、この試合でも自らの来季プランに基づく指揮を取ったように思える。

ルーニーと香川と言えば、最も印象的だった試合は、第28節のノーウィッチ・シティ戦だ。その試合は、香川がルニーのお膳立てによる2得点を含むハットトリックをマークした試合だ。
二人はこの試合で抜群の連携を示し、双方ともにマンチェスター・ユナイテッドにとって不可欠な存在であることを示したように見られていたが、それはファーガソンの中では『違う』が本音だったようだ。

「ルニーも香川もストライカーの背後で生きるタイプ」とファーガソンは二人を評している。シーズンを通じチームがコンスタントなパフォーマンスを発揮することを考えれば、ストライカーが多くのゴールを決める必要がある。ファーガソンが二人に求めているものは、二人の連携よりは、ストライカーであるファン・ペルシーとのホットラインだったのだ。

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香川真司の将来は香川真司次第

5月8日、世界中が驚いた。

日本代表MF香川真司が所属するマンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン監督が、今シーズン限りで引退し、強化担当部長兼クラブ大使に就任すると発表されたのだ。
世界に6億5900万人のサポーターがいるマンチェスター・ユナイテッドを四半世紀指揮してきたファーガソンの交代劇であるだけに、その衝撃波は大きかった。

後任の監督としては、エヴァートンで11年間指揮を執り、今季限りで退団が決まっているスコットランド人のデイヴィッド・モイーズ氏が最有力と言われており、更に、レアル・マドリードを今季限り退団確実なジョゼ・モウリーニョ監督や、香川の恩師でもあるドルトムントのユルゲン・クロップ監督らの名前も浮上している。

ファーガソンは、香川を最後の秘蔵っ子としてドルトムントから引き抜いた監督だ。その背景の中での監督交代を悲観的に予測するむきがあるのは事実だ。
しかしながら、世界の名将と言わしめるファーガソンが見出した才能への見方が、監督交代によって大きく変わることはないと見るのが正しいだろう。

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マンUファーガソン監督がC・ロナ獲得を希望?

夏の移籍市場の話に事欠かない季節が来たのだろうか。

これが事実で、マンチェスター・ユナイテッドが本当にC・ロナを獲得したなら大変なことになる。

24日付の英紙サンによると、マンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督は、今夏の移籍市場でC・ロナの獲得を希望しているようだ。
C・ロナウドもレアル・マドリーの契約更新を拒んでおり、6500万ポンド(約98億7560万円)で獲得できる可能性があるという。
パリSGがルーニー獲得を目指していることから、ルーニーの売却も検討されている模様だ。

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マンUが香川色に染まる片鱗

プレミアリーグ第34節が22日に行われ、香川真司の所属するマンチェスターユナイテッドは、ホームのオールド・トラフォードにアストン・ヴィラを迎え、ファン・ペルシーのハットトリックで3-0で勝利し、プレミアリーグ優勝を成し遂げた。

この試合で、香川はファン・ペールシーの3得点目の起点となるスルーパスをギグスに通し、勝利に貢献、フル出場を果たした。

この試合の香川の各誌評価はまずまずといったところで、ファン・ペールシーの10点満点と比較すれば7程度と、数値上は取り立てるものではないだろう。
しかし、このトップ下でのフル出場は、ファーガソンからの信頼を更に深めたことを示すものであり、マンチェスター・ユナイテッドの攻撃の中心を香川に任せていく流れが現れている。

3月2日のノーウィッチ・シティ戦(4-0)では、香川はハットトリックを決めた。しかし、今の香川の存在感に繋がったのはこの試合ではない。

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ヨルダン戦後、吉田麻也、香川真司

3月26日、ザックジャパンは引き分けでもワールドカップ出場決定だったヨルダン戦に敗れた。

そして、選手はクラブに戻った。

そんな選手達に、ヨルダン戦の敗戦はどう影響しているのか。

吉田麻也センターバックでフル出場
イングランド・プレミアリーグ第31節の8試合が30日におこなわれ。DF吉田麻也が所属するサウサンプトンはホームで3位チェルシーと対戦した。吉田はセンターバックでフル出場し、2-1での勝利に貢献した。

吉田はこの試合に先立ち、

昨日のヨルダン戦、非常に残念な結果になってしまいました。

個人的にも自分のミスで失点してしまい、悔しいです。

アウェーに駆けつけてくれたたくさんのサポーターの皆さんの前でW杯出場を決めたかったのですが…

6月、ホームで挽回したいです。

まずは、週末のチェルシー戦に向けてしっかり準備したいと思います。

と、吉田麻也オフィシャルブログで潔くミスを認め、挽回を誓った。

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