タグ別アーカイブ: 第3節

ワールドカップアジア最終予選(第3節終了)

2012年6月12日ザックジャパンはアウェーの地オーストラリアに乗り込んだ。
第2節までのザックジャパンは、いずれもホームで戦いオマーン戦3-0、ヨルダン戦6-0の圧勝だった。このアウェー戦は、(勿論同じ日という訳ではないが)ラグビーの試合のあとのスタジアムを使用することから、当初から荒れたピッチが予想され、日本のパスサッカーが少なからずず封じられる。
但し、日本からオーストラリアの会場ブリスベンの時差+1時間と少ないい上にザックジャパンはチャーター便の移動であり、一方オーストラリアは前節灼熱のオマーンで戦い(しかもオマーンに対して引分けと精神的にも重苦しく)疲労を残したまで、時差も6時間あり、移動は待ち合わせしながらの乗継便であったりと、選手コンディション的にはアウェーの日本の方が有利だ。
結果は1-1で勝ち点1を分け合ったが、この試合には以外な伏兵が・・・

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ワールドカップアジア3次予選(第3節終了)

長居スタジアム

2011年10月11日、ザックジャパンはタジキスタン代表を長居スタジアムに招いた。
タジキスタンのラフィコフ監督の事前会見はの内容にまず驚かされた。事前会見ならば、普通の監督は自らのチームの勝利を鼓舞するコメントを残すものだ。しかし、ラフィコフ監督は「可能性が100分の1でも、200分の1でも、1000分の1でも、日本を苦しめたい」と、極めて勝利の可能性は低いことを認めた上で、「日本を相手に戦うこと念頭に置けば、攻撃の選手はいらない」とも述べた。謙虚といえばそうだと思うが、タジキスタン代表の選手達への士気を考えるとどうだっただろうか。
幸運にもザックジャパンの胸を借りる機会を得たことに対し、リスペクトの念を表現したかったのだろう。

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