ワールドカップアジア3次予選(第3節終了)

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長居スタジアム

2011年10月11日、ザックジャパンはタジキスタン代表を長居スタジアムに招いた。
タジキスタンのラフィコフ監督の事前会見はの内容にまず驚かされた。事前会見ならば、普通の監督は自らのチームの勝利を鼓舞するコメントを残すものだ。しかし、ラフィコフ監督は「可能性が100分の1でも、200分の1でも、1000分の1でも、日本を苦しめたい」と、極めて勝利の可能性は低いことを認めた上で、「日本を相手に戦うこと念頭に置けば、攻撃の選手はいらない」とも述べた。謙虚といえばそうだと思うが、タジキスタン代表の選手達への士気を考えるとどうだっただろうか。
幸運にもザックジャパンの胸を借りる機会を得たことに対し、リスペクトの念を表現したかったのだろう。



ザックジャパンにとっては、守備的な相手を如何に崩すかという課題があったが、結果は8-0で我ザックジャパンの記録的大勝で終わった。

アジア3次予選(第3節終了時)

グループC 試合 勝利 分け 敗戦 得点 失点 勝点
日本 10
ウズベキスタン
北朝鮮
タジキスタン 10

【フォーメーション】

スターティングフォーメーション

ザックジャパンは、いまだ、ワントップの模索が続いている。今回前田は欠場したが、スタメンにハーフナー・マイク, 後半4分にハーフナー・マイクOUT⇒李INとなり、ワントップのテストをしている。
第1節の北朝鮮戦や、第2節のウズベキスタン戦では、ザックジャパンに高さのオプションが増え、試合の流れが変わった側面があり、今のところハーフナー・マイクが一歩リードしている。
この試合でも、ハーフナー・マイクは先制点と後半開始早々のゴールを頭で決めている。
本田不在時のトップ下として中村憲剛を据えたが、これが合格点だったことは、ザッケーロニにとって明るい材料だろう。
他の交代は、後半17分に長谷部OUT⇒細貝INと後半32分に岡崎OUT⇒藤本INがあったが、これは試合が決まった後に選手に経験させるのが目的だろう。

【試合動画】

【試合概要】

中村、遠藤を起点にした早いボール回しが光り、タジキスタン代表を翻弄した。得点シーンでは、駒野とハーフナー・マイクが目立った。先制点は中村憲剛の落としたボールを駒野がダイレクトでクロス。ハーフナーの頭にどんぴしゃりの得点だった。駒野は相手ディフェンスのクリアを拾い3点目の強烈なミドルシュートも決めている。後半早々にも、ハーフナーの高い打点に合わせるクロスでゴールをアシストした。
一方、代表初ゴールを含む2ゴールのハーフナーは、中村憲剛のスルーパスをスルーし、フリーの岡崎にボールを回し岡崎のゴールに繋げるなど、高さ以外でも(意外と?)器用なところを見せた。

4点目では、中村憲剛と香川のコンビも格の違いを見せた。左サイドでボールを受けた中村憲剛が、ペナルティエリア内に走り込んだ香川に鋭いスルーパス。香川は右足アウトサイトで技ありダイレクトゴールを決めた。

【総評】

最終的には8-0の大勝となった。守っても、タジキスタンに殆どシュートを許さず、攻守のバランスも完璧で、3次予選突破に向けて、弾みのついた試合だった。
ホームであるが故に、格の違いが拡大実現した結果とも思えるだけに、慢心しなければ今後の結果はついてくるだろう。


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