コンフェデレーションズカップ2013グループAメキシコVSイタリア

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コンデフェレーションズカップ2013AグループのメキシコVSイタリアは、日本時間17日、リオデジャネイロのエスタジオ・ド・マラカナンでおこなわれた。

試合は、FWマリオ・バロテッリの決勝ゴールによって、2-1でイタリアが勝利した。

これにより、グループリーグAの第1節終了時の順位は次のとおりとなり、ザックジャパンは最下位に沈んでいる。

順位 チーム 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 点差
1 ブラジル 3 1 1 0 0 3 0 +3
2 イタリア 3 1 1 0 0 2 1 +1
3 メキシコ 0 1 0 0 1 1 2 -1
4 日本 0 1 0 0 1 0 3 -3



イタリアは、4-3-3でアンカーのアンドレア・ピルロの両脇斜め前にデ・ロッシとモントリーボがいるトリプルボランチだった。ワントップにバロテッリを配し、GKジャンルイジ・ブッフォンらも先発に名を連ねた。一方のメキシコは、香川真司のチームメートで、マンチェスターユナイテッドのバビエル・エルナンデスらが先発した。

立ち上がりから、バロテッリの積極的な動きが目立ち、5分に自らのインターセプトからのミドルシュート。7分には左サイドを抜け出したMFリカルド・モントリーボの折り返しを左足ダイレクトで叩く。9分には縦パスに反応し、強烈な右足シュートを放ち、メキシコゴールを脅かした。

一方のメキシコは11分、MFジオバニ・ドス・サントスの折り返しを、PAへ飛び込んできたグアルダードがクロスバー直撃の左足シュートを放つなど反撃。しかし、試合を支配して進めていたイタリアが試合を動かした。前半27分ゴール正面やや左でバロテッリが得たFKを、ピルロがゆったりとした助走から右足を振り抜くと、ボールは壁の上を超えて、ゴール左上に決まった。

34分、メキシコが反撃する。イタリアのCBアンドレア・バルザーリに鋭いプレッシャーをかけたドス・サントスがペナルティエリアで強引に前へ出ると、バルザーリに後ろから押し倒されてPKを獲得。これをエルナンデスが決めて1-1となった。

高い位置でメキシコのパスをインターセプトし攻めるイタリアが優勢に試合を進め、ピルロのグラウンダーのFKから、こぼれ球をモントリーボがシュートするなど、決定的チャンスを造っていた。一方のメキシコは、オープンスペースから仕掛けるドス・サントスの突破やセットプレーから得点機をつくっていた。

後半33分、決勝点をあげたのはバロテッリだった。メキシコ中央での浮き球をMFエマヌエレ・ジャッケリーニがペナルティエリアへ落とすと、これをメキシコのCBフランシスコ・ロドリゲスと競りながら強引に前に出たバロテッリが右足を振り抜く。強烈なシュートはGKの手を弾いてゴールネットに突き刺さった。

メキシコVSイタリアから受けた印象は、双方ともにコンフェデレーションズカップに出て来る強豪であることは間違いないと言うことだ。イタリアはゲームを造るピルロ、強烈なストライカーであるバロテッリが要注意だ。ザックジャパンにとっては、いかにピルロのパスの出しどころを消せるかがキーになるかもしれない。メキシコは、ドス・サントスの突破から活路を見出すことが多かったために、その突破を止める対策が必要だろう。

グループリーグの突破のためには、ザックジャパンにはイタリア、メキシコからの連勝が求められる。ブラジルに0-3と苦杯した現状からは、極めて困難なミッションになるが、そこをどう打破するかを見守りたい。


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コンフェデレーションズカップ2013グループAメキシコVSイタリア」への2件のフィードバック

    1. ノテータ 投稿作成者

      匿名さんこんばんわ

      ブラジルのプレスが素早くて、パスの出しどころがなかったし、ミスも多かったですね。
      イタリア戦、メキシコ戦に期待です。

      返信

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