香川真司のプレミア制覇の次に来るもの

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香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドは22日、ホームでおこなわれたプレミアリーグ第34節にて、アストンビラに3-0で快勝した。この試合でトップ下でフル出場した香川は、プレミアリーグの最多優勝記録を更新する20回目の優勝をチームにもたらした。

香川は、昨シーズンまで所属していた独ドルトムントでは、ブンデスリーガ2連覇を達成。ドイツカップの1度の優勝を成し遂げている。今回のプレミアリーグでの優勝により、香川のキャリアにはリーグ3連覇&4冠が刻まれた。

特に、今回は、スペインのリーガ・エスパニョーラに並ぶ世界の最高峰イングランド・プレミアリーグでの優勝であるだけに、香川の名声は日本やイングランドに留まらず、世界に轟くものとなった筈だ。

今後香川は世界からのフォーカスを一斉に集めるだろう。

そして、次に来るものは?

ようやく傷癒えようとし、今は燻っているが、

それは、香川とともにザックジャパンの両雄を成す本田圭佑の放つ閃光に他ならない。



2月6日のラトビアとの親善試合。昨年10月のブラジル戦の0-4の大敗以降、『目標はワールドカップ優勝』と公言してはばからない本田は、一貫して『新しいことに取り組んでいる』『全員が個を上げないとだめだ』と公言している中で、ザックジャパンが昨年11月以来に臨んだ試合だった。
その試合で本田は香川のお膳立てから1得点するも、有言実行で知られた本田の、自らの言葉を裏切るようなプレーに、私はレトビア戦マッチレポートの中で本田に酷評を与えた。

その後の本田は、2011年9月に負傷し、復帰するまでに2012年5月までを要した右膝半月板の検査や、古傷の左足首の治療、更に感染症をこじらせたなどの情報が飛び交う中で、所属チームのCSKAモスクワのキャンプやリーグ戦の欠場が続いていた。欠場理由の主なもの左足首だったようだが、21日ラトビア戦から2ヶ月半後にロシアリーグでの復帰を果たした。治療はスペイン、ドイツ、日本と渡り歩きながらおこなわれたことから、深刻なものであったことが伺われ、そう考えると私がラトビア戦で本田に与えた論評は必ずしも的を得ていなかった点は認めざるを得ず、本田は私の思っているようなちっぽけな選手ではないことを思い知らされた。

やはり、本田がザックジャパンの両雄の一角に相応しい選手であることに誤りはない。その念に私を引き戻してくれた。香川がドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した際に、『俺もビッグクラブに相応しい選手だ』と発言している本田。
香川に対して、良い意味でのライバル心もあるだろう。そして自らがようやく光を放ち得る状態に近づいた今、香川のプレミアリーグ制覇の快挙を目の当たりにし、『俺もビッグクラブに相応しい選手だ』をプレーで証明するのは明らかだ。

5月30日、親善試合ブルガリア戦。6月4日、ワールドカップ最終予選オーストラリア戦。6月11日、ワールドカップ最終予選イラク戦。6月15日コンフェデレーションズカップ、ブラジル戦。6月19日コンフェデレーションズカップ、イタリア戦。6月22日コンフェデレーションズカップ、メキシコ戦。
ビッグクラブへの移籍願望を『何度も聞かんといてください』と言う程に公言してやまない本田。間違いなくこの期間に照準を合わせている。それは、この夏のビッグクラブ移籍へ向けての格好な品評会となるからだ。

今、ザックジャパンに本田という閃光が戻ろうとしている。二つの閃光がピッチで交錯し、一体になり強烈な光を放ったときに、ザックジャパンはとてつもない力を発揮するだろう。


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