マンチェスター・ユナイテッド2-2チェルシー再試合へ

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オールド・トラフォード

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マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアムのオールド・トラフォード

10日、FAカップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッドVSチェルシーの一戦は、マンチェスター・ユナイテッドのホームのオールド・トラフォードでおこなわれた。

CL決勝トーナメント1回戦の2ndレグでベンチスタートとなり話題となったルーニーと、直前のノーウィッチ・シティ戦でハットトリックをあげていながら同試合に出場機会がなかった香川は、それぞれ、トップ下と左MFで先発した。

試合開始早々の前半5分、CL敗退のショックを払拭したいマンチェスター・ユナイテッドは、キャリックのペナルティエリア内左への素晴らしいロングパスを、この日ワントップでスタメンのハビエル・エルナンデスが頭で決めて先制した。
更に、マンチェスター・ユナイテッドは11分、左サイドからのFKを獲得すると、ルーニのペナルティエリアに入れるフリーキックが、(GKのブラインドとなり)エルナンデスの頭を超えながらそのままゴールした。

後半に入ると、チェルシーの攻撃がアグレッシブになり、アザール、ラミレスの得点で、0-2から2-2に追いつき、その後も一方的に攻め込んだが、同点再試合となった。

チェルシーの2得点は、ラトビア戦香川がシュートエリア拡大宣言で書いたような、香川が目指したいものであったと思われる。
この記事では、その2本のシュートについて分解し、そのための香川の方向性を考えたい。



対峙するDFを抜かずにシュートという選択肢によるゴール
アザールのゴールマタのパスをペナルティーエリア左手前でアザールが受ける。マタは、バイタルエリア左に向かって走り込む、ここで、対峙するラファエウをかわしてマタへのパスかと思われた瞬間、アザールは、ゴール左隅に狙いすましたゴールを決めた。マタの動きと、アザールの一瞬の判断による得点だろう。
ここでアザールが香川だったら、と考えると、やはりマタへのパスを選択していただろうと思う。パスを出せば、チームの得点確率が高まりそうな局面だけに、どちらを取るべきかと言うと、難しいものがあるが、時には香川がエゴを出すシーンも見てみたい気がする。相手の裏をかくプレーを見せておくと、相手が絞れなくなってきて、それが自らの得点増に繋がっていくのではなかろうか。と思わせる得点だった。

ラミレスの得点はシュート力そのもの
ラミレスの得点中央のオスカルから、右を駆け上がるラミレスに展開。これを受けたラミレスは、切り返してエヴァンズをかわして、ペナルティエリアにわずかに入った地点から、左足でゴール左に叩き込んだ。
相手をかわすことに関しては、香川もラミレスに一歩も引かないだろう。シュートのスキルに関しても、同様にコースを狙うことはできる。一番の問題は、このプレーのように、ペナルティエリア付近で、明らかに自分が決めるべきという局面が、香川には訪れにくいことだろうか。これに関しては、その局面が訪れた時に、積極的に結果を出すのみだろう。

強引さをプレースタイルに加えるべき
以上のチェルシーの2得点から、香川に関して希望したいのは、「時には強引にいく」という姿勢だ。献身的にチームプレーをするスタイルであるだけに、短期的に見れば、議論を呼ぶかもしれないが、長期的に見れば、得点数という結果となって現れると思う。ボールを持ったらルーニーを見る。から、時にはまずはゴールを見る。への変化があってもいいと思う。

3月14日追記
イングランドサッカー協会は13日、再試合を4月1日におこなうと発表した。今回、オールド・トラフォードで試合をおこなっているために、再試合はチェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジでおこなわれる。


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