長谷部誠を支えるもの

-------- 以下本文 --------

日本代表キャプテンのMF長谷部誠は、所属するブンデスリーガのフォルフスブルクでいぶし銀の輝きを放ちつつある。

2月26日、DFBポカール(ドイツ国内杯)の準々決勝1日目をおこない、フォルフスブルクは敵地でオッフェンバッハ(3部)と対戦し、2-1で競り勝った。長谷部は右サイドバックで先発出場し、先制点をアシストし、準決勝進出に貢献した。

ここのところの長谷部は3試合連続の先発出場となっているが、2012-2013シーズン後半が開始される2013年1月に、チーム監督がディーター・ヘッキングに交代以来、平坦ではない道を歩んできた。

1月の冬の移籍市場(2013年冬の移籍市場終了前夜参照)では、長谷部はプレミアリーグのフラムとの交渉中と報じられるなど、フォルフスブルクでの立場が難しい状態となっていた背景もあり、出場機会を失ってきた。

更に、2012-2013シーズン前半には、当時の監督マガトの理不尽とも思える処遇(ザックジャパン最悪にして最高な出来事参照)により、ベンチ外の日々を送ったこともあった。

このように、不虞の時期を過ごした長谷部を支えたものは何だったのだろうか。



2度の不虞を経験してきた長谷部であるが、その何れでも移籍交渉が絡んでいる。

その裏には、不器用なの?と思わせる程の長谷部の誠実さがあると、私は常々考えている。恐らくは、チームでの自らの立場が難しくなることがわかっていても、プレミア移籍願望があることを包み隠さずチームに伝え、自分が抜けたあとのチームまでも心配してしまうのだろう。それが、干される原因にと・・・。

2月26日、DFBポカールの準々決勝で、ここのところの3連続フル出場を成し遂げた中でも、長谷部のそんな性格が反映されている。
その3連続フル出場の契機となったのは、2月15日におこなわれたブンデスリーガ第22節のバイエルン戦だ。長谷部は右サイドバックとして、フル出場したが、ディーター・ヘッキング監督からは、「とにかくリベリを抑えるように」と言われていたようだ。長谷部はアグレッシブにリベリに対し、「やられたところも、やられないところもあったが、決定的な仕事はさせなかった」と語った。「1枚はもらうだろう思った」と本人が言うように、イエロー覚悟のプレーだった。
誠実さと言っても良いが、チームへの『忠誠心』と言った方が適切なそのプレーは、監督の心を大きく動かすに十分だっただろう。

マガト体制下では、リザーブチーム(4部チーム)への降格を命じられるという理不尽な扱いを受けたが、その中でも真摯にトレーニングに励み、マガトの解任により、トップチームのスタメンに返り咲いている。それは『折れない心』のなせる技に他ならない。

私の中で、長谷部から新たに『忠誠心』を見出した。つまり、『折れない心』『忠誠心』が現在の長谷部を支えているのだ。いずれも『心』を含んだワードであることが、『心を整える』の著者らしいところだ。おそらく、長谷部の中では、上位概念として、『心を整える』があるのだろう。
ザックジャパンで長谷部がキャプテンを務める理由はこれだったのだと、ここのところの長谷部の奮闘ぶりは教えてくれた。


楽しいサッカーブログがいっぱい!⇒人気ブログランキング またはにほんブログ村 日本代表

-------- 以上本文 --------
投票参加型コンテンツ
あなたの投票でザックジャパンのベストフォーメーションを決める:ザックジャパン総選挙
FIFAワールドカップ2014のザックジャパンの成績は?
本田の移籍先はどこだと思いますか?
あなたが期待している若手は?

---スポンサーリンク---

---スポンサーリンク---

コメントを残す