ザックジャパンのアキレス腱

-------- 以下本文 --------

28日後の3月26日には、ザックジャパンがワールドカップ2014の出場権を取りにいく中東アウェーのヨルダン戦が待ち受けている。そんな中で、本田・長友・内田の負傷欠場につながりかねないニュースが飛び込んできている。2月6日のラトビア戦、直前となる3月22日のカナダ戦と、万全な準備計画の下で臨んだとしても、選手の負傷だけは避けることができない。

本田負傷のニュースに驚き
2013年2月26日6時7分の日刊スポーツによると、一昨年9月に手術を受けた右膝の定期健診に加え、足の他の箇所にもトラブルを抱えている模様だと報じられた。(CSKAモスクワの3次合宿が開始された25日)現在も継続してバルセロナの主治医の元で治療に専念しており、復帰時期は未定だという。

しかし、

2月26日7時51分配信のサンケイスポーツは、検査結果には大きな問題が見つからず、24日にチームに合流していた。と伝えている。

CSKAモスクワは、26日にロコモティフ・モスクワ(ロシア)、3月1日にBATEボリソフ(ベラルーシ)と親善試合をおこなう。これらの試合のニュースにより、事実は明らかになるだろう。



長友ミラノダービーで左膝負傷
24日のイタリア・セリエA第26節、インテルvsACミランの際に、先発出場していた長友は、左膝を負傷し、後半32分に途中交代した。
この試合で、長友は、後半26分、右足でFWスケロットの頭に合わせ、同点ゴールをアシストしたが、後半10分程から痛みを感じている状態でプレーを続けていたために、事態の悪化が懸念される。
しかし、長友自体は、「・・・100%プレーできないんで、出たほうがいいかなと」と、軽傷を強調している。
情報によれば、今日、精密検査を受けるようなので、後ほど結果をフォローしたい。

内田は100%回復するまで復帰なし
3度目の同じ部位の肉離れのである。過去2回のときには、完全に回復する前に復帰していたことが再発の原因となっていたことを踏まえ、今回は完全回復するまで復帰しない。そのため、現在復帰時期は不明だ。

誰が欠けても大幅な戦力ダウン
本田がいなければ、ボールが収まらなくなるという、ザックジャパンの攻撃のコンセプトに及ぶ問題が発生する。長友がいなければ、左からのクロスを失う。本田・長友・香川のトライアングルも消える。内田がいなければ、長友との両SBの攻守のバランスを失う。
これらのニュースにより、常に全力で戦っている選手の故障が不可避的に発生する中で、主力選手の欠場が大幅な戦力ダウンに繋がってしまうザックジャパンの現状を改めて考えさせられる。
しかしながら、認められた力を持つ選手の離脱が戦力ダウンに直結するのは致し方なしの部分があり、ザッケローニの選手固定云々と言うむきが多いのはフェアではないのも事実だ。
許された時間と、持てる選手層からして、どんなチームであっても大なり小なりの「アキレス腱」はかかえているだろう。そして、ザックジャパンに関しては、大きな部類に入ると言わざるを得ない。
視野をワールドカップ2014とすれば、まだ許される時間は残っている。今必要なことは、ザックジャパンというチームが何を欲しているかを理解し、ザッケーローニの目に留まる活躍を示す選手の出現だ。

※負傷の検査結果等については、判明次第に逐次フォローしていく

2月27日8:34分追記:CSKA監督「(本田は)キャンプ中に職場復帰してくるだろう」
2013年2月26日6時7分配信日刊スポーツ:本田が新たな負傷のため離脱中である。復帰時期は未定。
2月26日7時51分配信サンケイスポーツ:検査結果には大きな問題が見つからず、24日にチームに合流していた。
各々のメディアは以上のように報じていたが、新たに、
2月27日7時39分配信のスポニチアネックスの記事では、(2次キャンプの親善試合3試合を欠場していた)本田は、25日の3次キャンプ初日にも姿を現さなかった。スルツキ監督はロシアメディアに「彼は今キャンプ中に職場に復帰してくるだろう」と話した。と報じた。
以上からは、本田が24日にチームに合流していないものと思われるが、新たな負傷の有無は、(単独のメディアのみの報道であることから)確実視するレベルには至っていない。
尚、26日のVSロコモティフ・モスクワは欠場し、親善試合4戦連続の欠場となった。

2月28日8:08分追記:長友半月板損傷と判明
24日のイタリア・セリエA第26節、インテルvsACミランのミラノダービーの際に、後半途中で負傷退場していた長友は、精密検査の結果、半月板損傷であったことをインテルは発表した。

長友佑都はインテルのメディカルスタッフチーフ、フランコ・コンビ医師の指導の下でパヴィーア市の“サン・マッテオ”総合病院にて検査を受けた。その結果、外側半月板の関節包靭帯の損傷、および外側半月板の一部分に軽度の損傷が確認された。

復帰には最低でも1月はかかるという。半月板損傷と言えば、本田がアジア3次予選をまるまる欠場する原因となった怪我であるだけに、長期化が懸念される。
最短の場合には、計算上では3月26日のヨルダン戦には間に合うことになるが、現実的にはほぼヨルダン戦出場は困難だろう。
ザックジャパンは、大事な試合で、長友不在という窮地を迎えてしまうことが濃厚となった。
【参考】ザックジャパン新たな試練・長友半月板損傷

3月3日追記:本田離脱長期化か
当初検査と言われたいたものの、本田の離脱からの復帰がの延々になっており、先が見えない気配だ。どうやら9日のロシアリーグ再開初戦となるクリリア・ソビエトフ戦(アウェー)を欠場する可能性が出てきたようだ。一昨年手術した右膝の検査に加え古傷の左足首の治療のため、バルセロナに滞在していると言う。更に長期化すれば、ザックジャパンにとっても大きな痛手となる。


楽しいサッカーブログがいっぱい!⇒人気ブログランキング またはにほんブログ村 日本代表

-------- 以上本文 --------
投票参加型コンテンツ
あなたの投票でザックジャパンのベストフォーメーションを決める:ザックジャパン総選挙
FIFAワールドカップ2014のザックジャパンの成績は?
本田の移籍先はどこだと思いますか?
あなたが期待している若手は?

---スポンサーリンク---

---スポンサーリンク---

コメントを残す