森本に強力相棒?デビット・ベッカム獲得へ

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FW森本貴幸が所属しているアルナスル(UAE)は21日、元イングランド代表監督のスベン・イェラン・エリクソン氏(64)のテクニカルアドバイザー就任を発表した。契約は1年半だ

同氏は、ベッカムとは連絡を取り合っている間柄だといい、「ベッカムと話すつもりだ。しかし、最終的に彼がどこへ行くのかは私には分からないがね」と、現在無所属の元イングランド代表MFデビット・ベッカムの獲得に意欲をのぞかせているという。

現在37歳のベッカムは、マンチェスターユナイテッド、レアルマドリード、ACミランなどでプレーし、一時代を築いたビッグネームだ。中東のサッカーに多くのものをもたらすだろう。
Jリーグ創世の頃、ジーコが日本サッカーにもたらしたものの大きさが記憶をよぎる。

オイルマネーの国UAEの王族財源を背景とするアルナスルだけに、ビッグネーム調達の情報の信ぴょう性は高い。

この記事では、アルナスルに移籍し、世界のトップリーグへの復帰、ひいてはザックジャパンへの返り咲きをねらう森本貴幸に対して、ベッカムがもたらすであろう効果について示していきたい。



ベッカムのフリーキック

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ベッカムの代名詞と言えば、その“黄金の右足”から放たれる精度の高いスルーパスやクロスである。
そして、森本のプレースタイルの最大の特徴は、裏を取る飛び出しのスピードにある。
二人のプレースタイルを重ねて考えれば、明らかに最高の組み合わせだ。ベッカムのクロスに森本がダイビングヘッドといった光景が目に見えるようだ。

森本は、カターニアで今季リーグ戦5試合無得点と出番に恵まれず、カターニア時代の恩師であるゼンガ監督の下で完全復活すべくアルナスルへ6月までの期限付きで移籍した。カターニャとの契約には、アルナスルの買取オプションがあるために、森本がカターニャに復帰することは無いだろう。

期限付き契約期間が切れれば森本はアルナスルへの完全移籍となる。したがって、その直後(つまり、夏の移籍市場)で欧州復帰を果たすには6月までの爆発が必須だ。
更に、ワールドカップ2014を視野に入れた代表返り咲きを実現させるならば、6月のコンフェデレーションズカップは間に合わないものの、9~11月に組まれるべきであるザックジャパンvs強豪国の遠征には、代表に加わっていなければならないだろう。2014年に入ると、ワールドカップ直前までは各国リーグ戦がたけなわとり、招集の機会が無いだけに、ワールドカップ2014のメンバーの骨格が決まるのは今年の9~11月の遠征だろうと考えられるからだ。
以上のように、森本にとっては短期で結果を示さねばならない窮地にあると言えるが、デビット・ベッカムという最良の相棒を得て、是非ともこの窮地を切り抜けて欲しい。

スパースターにしてベテランのベッカムが、森本に与える影響は大きいだろう。

エリクソン氏は「ベッカムがどこに行くかは知らない」としながらも「世界でもっとも有名なサッカー選手。もし来てくれれば、この国とリーグに多くのものをもたらしてくれる」と期待を寄せているが、森本にとっては、単に同僚というよりも、サッカーの全てを教える師匠となる可能性が高い。裏への飛び出しに特化しすぎている森本のスタイルに、時にはドリブル突破やポストプレイも必要であることを叩き込んでくれるかもしれない。

クラブの会長はサウジアラビアの王族が務めており、獲得資金の問題もない。

ベッカム獲得なるかの全ては、エリクソン氏の手腕にかかっているが、是非ともこの移籍を現実のものとして欲しい。





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