ザックジャパンゴール分解解説(Vol.3)

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AFCアジアカップ・グループリーグ第2戦

AFCアジアカップ・グループリーグ第2戦先制点2011年1月13日(日本時間1月14日)、ザックジャパンはカタールドーハでAFCアジアカップのグループリーグ第2節となるシリア戦に望んだ。
ザックジャパンは前半長谷部のゴールで先制するが、バックパスのミスからPKを与えてしまい、同時に川島がレッドカードとなる苦しい試合展開だった。10人になったザックジャパンは体を張った守備で、シリアの攻撃を退け、ペナルティエリアでの岡崎の粘りでPKを獲得し、これを本田が決めて2-1と勝利した試合だ。



長谷部の先制弾

本田→香川のクロス

①②右サイドを突破した本田から香川にクロスが通る

20121231-4

③香川はニアサイドに斜めにドリブル
④⑤見事な切り返しでディフェンスをかわし、左足シュート
⑤⑥キーパーがこん身のセーブを見せ、ボールは松井の付近に転がる。松井がそのまま前を向くと思った瞬間・・・

20121231-5

⑦長谷部が走り込み、松井は長谷部にパスを出しつつ相手選手を巧妙にブロックしてスペースを造る
⑧長谷部がコースを狙って落ち着いて決める!

波状攻撃からゴールに結びつけたシーンだった。本田→香川→松井→長谷部と絡む中で、香川の技術が光る。一瞬の切り返しで大きく相手をいなしている。香川のシュートは得点に至らなかったが、相手守備陣形を大きく崩した。松井も素晴らしかった。走り込む長谷部へのパスとスペースを造ったことは、得点確率の高い攻めだった。ボールを収めるプレーが多い本田の、こん身の突破は比較的貴重なシーンだ。

本田の勝ち越しPK

20121231-6

このPKは痺れた!蹴った瞬間「あっつ!止めらるぅ~!!」と思ったからだ。なんとゴール真ん中で、画像を見るとわかるように、ゴールキーパーの左足に当たってもおかしくなかった。ゴールキーパーは普通左右にどちらかに飛ぶので、中央に蹴るという作戦もあろうが、その作戦にキモを冷された。(もしかしてミスキック?本田さんだからそんなことな無いと思うが)


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