2012年12月1日～31日投票結果・フォーメーション
ザックジャパン総選挙の2012年12月の結果は上のとおりだ。ワントップでは前田が、注目のトップ下では、本田が香川を抑えて最多得票となった。
左ウィングは香川と乾が同得票数で並んだ。右ウィングでは、従来レギュラーの岡崎を清武が抑えて最多得票だった。
尚、引き続きザックジャパン総選挙(4-2-3-1の場合)で投票を受け付けている。より多くの方の声を反映させた結果が欲しく、協力を得たい。
以降、詳細得票グラフを見てみる。
ワントップは、前田が本田,佐藤寿人を抑える
前田は、ワールドカップアジア最終予選でも、本田に次ぐ３得点とワントップとしての仕事をこなしている。本田をワントップに押す票は、香川トップ下の構想によるものだろう。佐藤寿人は、裏を取る動きが期待できることと、時期的にクラブワールドカップ出場により、TVの露出度が高くなっていたために、本田と並ぶ得票数になったと考えられる。
左ウィングは香川・乾が並ぶ
香川と乾が清武,岡崎を抑えた。香川の票は、本田をトップ下とする構想からきている。乾は最近のドイツでの活躍から株を上げているのと、香川トップ下構想の票だろう。乾と清武では、左は乾、右が清武のイメージが強いために、左サイドでは乾の票が清武を上回った。
トップ下は本田、香川の一騎打ち
1票差で本田が12月を制した。攻撃陣の投票は、まさにトップ下を本田にするか香川にするかに左右されている。
本田がトップ下の場合には、ワントップは前田、左ウィングは香川となる。
香川がトップ下なら、左ウィングが乾、ワントップが本田となりやすい。更に、乾,香川,清武とセレッソトリオを並べる発想も、投票いただいた方にはあったかもしれない。
右ウィングは清武が岡崎を抑える
ワールドカップアジア最終予選第6節のオマーン戦では、清武,岡崎ともゴールしており、貢献度では甲乙つけがたい。しかし、ドイツのクラブでの活躍を比べると、2012-2013シーズン前半で、岡崎が故障欠場が多く１得点しか上げていないのに対して、清武はコンスタントに出場し、３ゴール５アシストしており、ドイツマスコミの高評価が伝えられることがあったことが票に反映されている。トップ下のところでも述べたが、乾、香川、清武のセレッソトリオを見てみたいという発想も含まれているかもしれない。
宮市については、期待票が入ることが予想されたが、怪我による長期離脱のために期待が薄くなっている。
まだまだ不動のツーボランチ
遠藤、長谷部が扇原,細貝,柴崎岳などを抑えている。まだまだ不動のツーボランチといったところか。今後、若手の台頭が必要になってくるポジションだけに、扇原,柴崎岳,山口蛍などの票の伸びにつながる活躍を期待したいところだ。
長友はザックジャパンのビッグネーム
左サイドバックは長友独走だ。もはや本田・香川に並ぶビッグネームだけに当然の結果だろう。酒井高徳は、ワールドカップ最終予選第6節オマーン戦で、岡崎の決勝点をアシストし、貢献が認められた格好だ。
右サイドバックは総合力で内田
清武との組み合わせの右サイドのオプションとして、それとアーリークロスの精度と速さから、ザッケローニはこの票以上に酒井弘樹を重用してきた。しかし、酒井弘樹は守備面で問題が目立つ。特に攻撃力の強い強豪相手の場合には、総合的に内田に軍配があがる。
吉田,今野がリード
吉田には高さがあり、今野は危機回避能力とビルドアップ能力が高い。これがザッケローニが二人をセンターバックに据えている主な理由だろう。ここまでの代表での活躍がそのまま現在までの票になっている。
鬼気迫る表情は代表の顔
ファインセーブ後に見せる川島の鬼気迫る表情はザックジャパンの顔だ。私はザックジャパンのGKは川島しかないように思う。
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