ザックジャパンゴール分解解説(Vol.1)

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「ザックジャパンゴール分解解説」シリーズの投稿にあたって

アルゼンチンを下すゴール

ザックジャパンの初陣アルゼンチン戦での岡崎のゴール

2010年10月8日、アルベルト・ザッケローニの初陣となったあのメッシ擁するアルゼンチン戦では、1-0とザックジャパンはおおかたの予想を覆す勝利を見せてくれた。
私がザックジャパンに着目するようになったのは、まさにこの試合だ。その結果は、2014年のワールドカップに向けて、何かを感じさせるものだった。
今、ザックジャパンはオフシーズンに入っている。6月ともなれば、ワールドカップ予選, コンフェデレーションズカップと、私にも時間の余裕が無くなる。そこで、今のうちに「ザックジャパンゴール分解解説」と称し、印象に残ったゴールを分解写真で解説していく記事を公開していこうと思う。
まずそのVol.1は、アルベルト・ザッケローニの初陣となったアルゼンチン戦でのゴールだ。




VSアルゼンチン分解写真

①岡崎が右サイドでボールを奪いドリブル
②岡崎が中央の本田にクロス
③クロスが本田に通り、本田はトラップ後シュート体制?あるいはドリブル?に持ち込もうとするが、相手ディフェンスが右足を伸ばし、跳ね返される。
④⑤ボールがこぼれたところに長谷部が後方から突進、強烈なミドルシュートを見舞う。ここで見逃せないのは本田の動きだ。④⑤を良く見比べると、本田は黒矢印の方向に動いて、楕円で示したスペースを造っていることがわかる。そして長谷部もそのスペースを使っている。
⑥長谷部の地を這うような弾道のミドルシュートの威力は凄まじく、更にゴール前で右にぶれる(野球で言うシュートボールのような)軌道を描いた。どんなゴールキーパーでも、キャッチすることは不可能だっただろう。
⑥⑦ゴール前、大きくこぼれたボールに岡崎が飛び込む。この思い切りの良さ、ポジショニングの良さは、岡崎の真骨頂だ。
⑧一歩早くボールに追いついた岡崎は、キーパーをかわしゴールにボールを蹴り込む。

別角度からの映像
アルゼンチン戦ゴール別角度⑨アルゼンチンの丸を付けた二人の選手がシュートコースを消そうとするが、長谷部はその間に生じた僅かなスペースにシュートを放つ
⑩ペナルティエリア内でボールが急激に変化する
⑪キーパーはボールに触り、ゴールを防ぐのが精一杯
⑫大きくボールがこぼれ、岡崎が詰める

このゴールからわかったこと

ミドルシュートを多用すべき

私はザックジャパンはもっとミドルシュートを多用すべきではないか?と思っている。裏を付くパタンと併用することにより、相手ディフェンスを混乱させることが可能だ。
この得点のように、走り込むようなミドルシュートは、相手ゴールキーパーがボールをこぼす可能性が高く、得点パタンとなる筈だ。

スペースの重要さ

このゴールでは、長谷部の強烈なミドルシュートと、岡崎の思い切りの良さにばかり目が行きがちだが、それだけではこのゴールは成立しなかっただろう。もう一つ重要だったのは、本田のスペースを造る動きだった。


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