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ザックジャパンのアキレス腱【Vol2】

以前、3月26日のヨルダン戦を前にして、『ザックジャパンのアキレス腱』として、本田、長友、内田の負傷を取り上げ、『選手の怪我だけはどうにもならず、どんなチームにとっても致命傷となりかねない』という論調の記事を公開した。

内田は無事ヨルダン戦に完全復帰を果たしたものの、本田、長友は欠場し、ヨルダンにはよもやの1-2と敗戦を喫し、大手をかけているワールドカップの出場決定を6月4日のオーストラリア戦に持ち越した。

復帰を遂げた内田は、「こういう結果になって(本田、長友の欠場が敗因と)言われても仕方ない。勝ってないわけだし。それが本当なら、楽なんだろうけど…」とコメントしたようだ。
その裏には、ザッケローニの選手固定への警笛とともに、残された時間の中での課題の多さが示されているような気がしてならない。

この記事の一つの目的は、本田、長友が不在の場合のザックジャパンの戦いぶりを、3月26日のヨルダン戦から振り返り、もしもの継続欠場に備える必要性を炙り出すことだ。
もう一つは、錯綜している本田、長友の負傷の回復状況について、整理してみることだ。

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