2014FIFAワールドカップ組合せ抽選方法のまとめ【更なる死の組発生の仕組み発見】

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日本時間12月7日1時~2014FIFAワールドカップの組み合わせ抽選会が実施される。それに先立ち、同抽選方法の詳細を明らかにしておきたい。

【手順①】出場の32か国は4つのポットに分かれる。既決定で、次のとおり。

◆第一ポット(シード国=開催国+10月時点のFIFAランキング上位7か国=計8か国)
ブラジル、スペイン、ドイツ、アルゼンチン、コロンビア、ベルギー、ウルグアイ、スイス

◆第二ポット(アフリカ5か国+シード国を除く南米2か国=計7か国)
ナイジェリア、コートジボアール、カメルーン、ガーナ、アルジェリア、チリ、エクアドル

◆第三ポット(アジア4か国+北中米カリブ海4か国=計8か国)
日本、イラン、韓国、オーストラリア、アメリカ、コスタリカ、ホンジュラス、メキシコ

◆第四ポット(シード国以外の残りの欧州=計9か国)
イタリア、オランダ、イングランド、ポルトガル、ロシア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ギリシャ、クロアチア、フランス



抽選会では以下が実施される。

【手順②】第四ポットから第二ポットに入る国を抽選

※第四ポットが9か国、第二ポットが7か国のため、第四ポットの1か国を第二ポットに入れる必要がある。当初は、10月時点のFIFAランキングで最下位のフランスが第二ポットに入るものと考えられていたが、無作為に第二ポットに入る国を決める方法となった。これにより、更に険しい組の発生の可能性が出てきた。例えば、ブラジル、イタリア、ポルトガルなどという組合せも有り得ることになる。

12/9追記:
実際に、イタリアが第二ポットに移動し、そのイタリアが組み込まれることにより、Dグループがウルグアイ、コスタリカ、イングランドイタリア、となった。3つの強豪国のうち、少なくとも1ヶ国は一次リーグ敗退となる。Dグループが、一次リーグで最も険しい組であることに異論ある方は希だろう。

【手順③】第一ポットのシード国を振り分ける。
開催国ブラジルはA1(既決定)に入る。B1~H1は抽選により決定。

【手順④】第二ポットの振り分け
欧州チームは、南米シード国と同組となるよう抽選。南米のチリとエクアドルは、欧州シード国と同組になるよう抽選。アフリカ勢は無作為抽選。

【手順⑤】第三、第四ポット国の振り分け
引かれた順にA~H組に入る。但し、同一地域のチームが同一組となることを避ける(欧州に限っては2か国までの同組は可)原則に則っておこなわれる。

◆各国の反応は、『日本と当たりなくない』
第三ポットを見ると、(取りこぼしやすいという見地でかもしれないが、)他ポット諸国から見て怖いのは、やはり、メキシコと日本だろう。特に、日本代表は11月の欧州遠征でオランダに2-2、ベルギーに3-2と結果を残し、欧州国が驚いている。南米強豪でも日本代表の評価は急上昇しており、ブラジルの記者なども、「オランダ戦とベルギー戦を見たが、いい経験を重ねている。このポットではメキシコに次ぐ強豪。手の内は分かっているが当たりたくない」としている。ウルグアイの記者も「ビッグクラブの選手が多く、最近の対戦(8月14日・4-2)と同じように勝てるとは思わない。オランダ戦、ベルギー戦を見ても分かるが対戦したくない相手」と続いた。

◆日本代表の立ち位置は『チャレンジャー』
第四ポットの欧州国1か国が、第二ポットに入る【手順②】の存在が、なかなか有り得ないような『死の組』を生む可能性をはらんだ抽選となりそうだ。しかしながら、日本代表はチャレンジャーだ。どんな抽選結果であれ、困難な組合せになることは判り切っている。オランダ、ベルーギー戦の良さを伸ばし、問題点を克服すれば、大舞台での強豪撃破も可能になってくる。


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