コロンビア、ギリシャ、コートジボアールとともにC組に入る【2014FIFAワールドカップ抽選】

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日本時間12月7日1時~、2014FIFAワールドカップの組み合わせ抽選が実施された。

ザックジャパンは、シード国コロンビアギリシャコートジボアールのC組に入った。

ザッケローニはこの組合せを、「優勝候補の1つとアフリカの強豪にあたったが、欧州の強豪は避けられた。この抽選に不満はない。初戦のコートジボワール戦がカギになるだろう。」と述べた。

◆十分に突破が狙える混戦のグループ
顔ぶれを見るに、全ての国に突破の可能性があると思えるグループではなかろうか。例えば、コロンビアとザックジャパンを考えても、11月にともにオランダ、ベルギーとの親善試合をおこなっており、オランダに対して、はコロンビアが0-0、ザックジャパンが2-2と分けている。ベルギーに対しては、コロンビアが2-0、ザックジャパンが3-2と、ともにアウェーながら勝利を収めている。そう考えると、両者が直接対決した場合に、好勝負となる可能性も見いだせるのだ。

イギリス大手ブックメーカーの『William Hill』では、「グループC突破」に対するオッズは、本命はコロンビアで1.22倍、次いでコートジボワールが2.00倍、日本は2.25倍、ギリシャは2.87倍となっている。「首位突破」はコロンビアが1.67倍、コートジボワールと日本が5.50倍、ギリシャが7.00倍だ。

総合すると、首位通過はコロンビア、二位争いは混沌とすると見られているようだ。

ここからの選手や協会の準備が大きく物を言う、接近したグループであることは間違いなさそうだ。



◆日本の22.5倍の国土面積のブラジルは熱帯地域から温帯地域にまたがる
広大なブラジルの国土は南北にも長く、最北のマナウスと、最南ポルト・アレグレでは相当に気候が異なる。一般に、疲労を蓄積しないという点では、南の地域が有利だ。マナウスの6月の平均最高気温は31℃、平均最低気温は23℃、ポルト・アレグレは各々19.4℃、10.7℃だ。気候だけでなく、試合間の移動距離も重要だ。極力移動距離を減らすようにベースキャンプを置きたい。


◆高温多湿2連戦のあとの遠距離移動か?
ザックジャパンの初戦コートジボアール戦は、北部海沿いのレシフェ。第二戦ギリシャ戦は、レシフェに程近いナタールのため気候は同様だ。6月は良く雨が降る時期で湿気も選手に襲いかかる。しかし、二戦目が隣接地域で行われるのには有利な面もある。相手のギリシャは、ベロオリゾンテからの遠距離移動でナタールにやってくる。逆に、ナータールからクイアバに会場を移すコロンビア戦(第三戦)では、こちらが長距離移動後となると見られる。こう考えると、二戦目までに突破の大勢を決め、その勢いで第三戦に臨みたい。

日時(日本時間) 対戦カード 会場
6月15日1:00 コロンビア ギリシャ エスタジオ・ゴベルナドール・マガリャンイス・ピント
ベロオリゾンテ
6月15日10:00 コートジボアール 日本 アレナ・ペルナンブーコレシフェ
6月20日1:00 コロンビア コートジボアール エスタジオ・ナシオナル・デ・ブラジリア
ブラジリア
6月20日7:00 日本 ギリシャ アレーナ・ダス・ドゥーナス(ナタール
6月25日5:00 日本 コロンビア アレーナ・パンタナール(クイアバ
6月25日5:00 ギリシャ コートジボアール エスタジオ・ゴヴェルナドール・プラーシド・カステロ
フォルタレザ

◆日本の総合力を生かす時
今後の時間の中で、欠点を補い、11月の欧州遠征で見せた速いパス回しを更に進化させたならば、グループリーグの全ての国を凌駕しても不思議ではない。
現地での体制の構築、情報収集。そこは日本サッカー協会の腕の見せ所だ。
日本サポーターの力に背中を押されながら、コンフェデレーションズカップのイタリア戦で見せたように、目の肥えたブラジル人をも味方につければ、ホーム試合のような展開も実現できよう。

これらが揃うと、おのずと結果はついて来る。


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