ザックジャパン6月決戦、ポイントは層の厚さを作れるか

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5月30日、ザックジャパンは6月決戦(ワールドカップ予選、コンフェデレーションズカップ)の前哨戦となるブルガリア戦に豊田スタジアムで臨む。

日本サッカー協会は、5月30日の試合に向け、欧州組17名に招集の可能性を示すレターを発送した。ブルガリア戦の招集メンバーは基本6月決戦にも招集されると思われる。

レターを送付した欧州組の選手は次のとおり。
【GK】
川島 永嗣(Sリエージュ)
【DF】
内田 篤人(シャルケ)、酒井 高徳(シュツットガルト)、酒井 宏樹(ハノーバー)、
長友 佑都(インテル・ミラノ)、吉田 麻也(サウサンプトン)
【MF】
長谷部 誠(ボルフスブルク)、細貝  萌(レバークーゼン)、清武 弘嗣(ニュルンベルク)、
宇佐美貴史(ホッフェンハイム)、乾  貴士(フランクフルト)
【FW】
香川 真司(マンチェスターU)、大津 祐樹(VVVフェンロ)、ハーフナー・マイク(フィテッセ)、
永井 謙佑(Sリエージュ)、岡崎 慎司(シュツットガルト)、本田 圭佑(CSKAモスクワ)

個人的にはあまり好きな種類の記事とならないのであるが、6月決戦を迎えるにあたり、ザックジャパンにとってネガティブな状況が揃っている。



酒井高徳、岡崎は6月1日にDFBポカール決勝のバイエルン戦が控えている。本田はアンジ・マハチカラとのロシア杯決勝がやはり6月1日に控えている。 この3名は、6月1日のクラブの試合に出場すると、代表への合流は6月4日の大切なオーストラリアとのワールドカップ予選の前日となってしまう。コンディション調整は勿論のこと、チーム連携確認の時間も殆ど許されない状況になる。

更に、酒井高徳が主なポジションとする左SBでは、怪我の回復が順調な場合には、長友の出場が考えられるものの、怪我が膝の半月板損傷だけに、酒井高徳の出場機会があることも考えられる。岡崎については、清武の出場によりカバーすることが考えられるが、清武はここのところのニュルンベルクの試合をふくらはぎの打撲で欠場している。本田に限っては、12日のロコモティフ・モスクワ戦で右太腿を負傷し、16日時点で全体練習には3日連続で参加していない。CSKAモスクワは、『怪我は軽いもの』としているが、2月6日のラトビア戦以降、同様なチームコメントながら、長期離脱に至った経緯があり、怪我をかばうが故、怪我が回るという、満身創痍状態がイメージできてしまうのだ。

まとめると、酒井高徳、岡崎、本田、長友、清武の5名について、コンディション不良が懸念される。

Jリーグからの人選や采配で、ザッケローニがこれらの懸念材料を如何に消すのか。そこが焦点となる6月決戦となると私は見ている。
6月4日からの試合は一つとして息が抜けないものとなるだろう。


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