少し趣旨が違うかも、と思いますが、よかったら癒されてください。
今朝ほど、TVでゆるキャラブームに関する番組を見ましたが、熊本県のいわゆるゆるキャラ「くまモン」は、観光アピールやグッズ販売などの経済効果が1,000億円か？などと言われていました。
今日は、嗜好を変えまして（口調までも変えまして）、サッカーにまつわる現代技術が生むゆるキャラとして、ロボットを取り上げたいと思います。実を言うと、私自身、ロボットとの関わりがあったんですよ。過去形ですけどね。
最近、DeAGOSTINI社のロビというロボットがCMなどでメディアに露出していますよね。ゆっくりですが、確かにロボットは人間社会に入ってきているようですね。
昨年6月23日、メキシコシティーで開催されていた第16回「ロボカップ2012（RoboCup2012）」でのロボットのサッカーの様子をお届けします。ロボカップは国際的なロボット競技大会で、今回は世界中から25チームが参加しました。
「2050年までに、人間のサッカー世界チャンピオンと対戦して勝てるロボットチームを作ることが目標だ」と、メキシコ国立自治大学のコンピューター科学者カルロス・ガーシェンソン氏は語っています。
本当に実現するなら、どう考えてもフィジカルはロボットの方が強そうですが、まぁ、ともかく暖かく見守りたいイベントですね。
「ロボカップは」外部コンピュータからの制御を排した、内蔵搭載コンピュータ制御の完全自律型ロボットで争われます。動力源も搭載バッテリーであるために、外部ケーブルも存在しません。
スタンダードプラットフォームカテゴリーの決勝戦は、ドイツ対アメリカとなりました。このカテゴリーの特徴は、同一のロボットを使用し、ソフトウェアの完成度を競うことを狙っていることです。
ロボットを制御するということは、人の脳がどのように機能しているかを一つ一つ考えてそれソフトウェアで作成して模擬することなんです。
サッカーで言えば、まずは、ボールの位置を認識しなければなりませんね。ボールへの距離を割り出すことだけを考えてみても、人間では、両眼で見ている風景のずれ（物体が近くにある程、両眼の景色のズレは大きくなります）から、物への距離を脳が瞬時に割り出すのですが、ロボットでは同様なことをソフトウェアとコンピュータで実現させるのですから大変ですね。こういった、人間の本能に近い部分は、機能単位にチップが量産されるとロボットも人に近づいて行くのでしょうね。
大脳が深く関わる部分になると、ソフトウェアの作成量は膨大になり、質も求められます。サッカーでは、戦術の組み立ての部分がそれに当たります。ここでは、経験をデータとして蓄積解析し、行動を組立直すといういわゆる人工知能の機能がロボットに求められるんです。そこが、ロボットとサッカーのおおいなる接点であると同時に、ロボットが人の脳を科学するための格好の素材となっている所以であります。
良く見ると、単にかわいいだけでなく、スルーパスが通っていたりして実は驚きものですよ。4-2でアメリカが勝ったようですね。
続きましては、キッズサイズカテゴリーのファイナルです。なんと、日本対アメリカです。ファイナルに残ったのは、ロボット王国日本の面目躍如ですかね。キッズサイズとは、身長60cm以下の独自のロボットで競うカテゴリーです。やや大柄な日本に対して、アメリカは小粒ながら俊敏な動きで勝負のようですね。アメリカのキックしたボール速度に視野の追従がしきれていない日本は失点を重ねます。動きの速さにも翻弄されているようですね。現実離れした対アメリカに対するフィジカルの強さを見せる日本は、相手ロボットをなぎ倒すが、けっきょく自分も倒れ、ボールを奪われる展開。ようやく強烈な左足シュートが決まるも既に1-6。ボールを奪ってゴール前に持ち込むアメリカに対して、日本はロングシュートに活路を見出す戦術のようです。結局、2-8で日本は大敗を喫しました。・・・と、おお真面目に解説してみました。
かく言う私は誰かと申しますと、・・・
実は、2007年3月まで、こいつのシリーズ（HOAP-3まであります）開発全体を見ていたんです。国内外の研究機関に100体以上納入しました。
この動画の『四股』動作は、私がプログラミングしたものです。とある外国人に日本の国技相撲の動きをリクエストされ、作ったものです。
いまや懐かしい思い出ですが、私とサッカーの接点がロボットであることは紛れもない事実なのです。
楽しいサッカーブログがいっぱい！⇒人気ブログランキング またはにほんブログ村 日本代表
－－－－－－－－ 以上本文 －－－－－－－－
投票参加型コンテンツ
あなたの投票でザックジャパンのベストフォーメーションを決める：ザックジャパン総選挙
FIFAワールドカップ2014のザックジャパンの成績は？
本田の移籍先はどこだと思いますか？
あなたが期待している若手は？
---スポンサーリンク---
---スポンサーリンク---