UEFAチャンピオンズリーグ2012-13が12日から再開され、13日（日本時間14日4時45分）には日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・ユナイテッドが、決勝トーナメント1回戦の1Stレグでレアル・マドリーとのアウェー戦に臨む。
両ビッグクラブの激突は、ベスト16屈指の好カードと言われており、更なる飛躍に向けて、香川の活躍も期待される。
両チームの過去の対戦結果は次のとおりだ。
| 57年04月11日 | CL56/57 | レアル・マドリー | 3 - 1 | マンチェスター・ユナイテッド |
| 57年04月25日 | CL56/57 | マンチェスター・ユナイテッド | 2 - 2 | レアル・マドリー |
| 68年04月24日 | CL67/68 | マンチェスター・ユナイテッド | 1 - 0 | レアル・マドリー |
| 68年05月15日 | CL67/68 | レアル・マドリー | 3 - 3 | マンチェスター・ユナイテッド |
| 00年04月04日 | CL99/00 | レアル・マドリー | 0 - 0 | マンチェスター・ユナイテッド |
| 00年04月19日 | CL99/00 | マンチェスター・ユナイテッド | 2 - 3 | レアル・マドリー |
| 03年04月07日 | CL02/03 | レアル・マドリー | 3 - 1 | マンチェスター・ユナイテッド |
| 03年04月22日 | CL02/03 | マンチェスター・ユナイテッド | 4 - 3 | レアル・マドリー |
1st、2ndレグの合計結果ではレアル・マドリー3勝。マンチェスター・ユナイテッドは1967/68シーズンの1回のみ。8試合の対戦成績は、レアル・マドリーの3勝2敗3分
CL12/13グループステージ対戦結果
レアル・マドリー
| グループD2位通過(3勝2分1敗/15得点9失点) | ||||
| 12年09月18日 | グループD | レアル・マドリー | 3 - 2 | マンチェスター・シティ |
| 12年10月03日 | グループD | アヤックス | 1 - 4 | レアル・マドリー |
| 12年10月24日 | グループD | ボルシア・ドルトムント | 2 - 1 | レアル・マドリー |
| 12年11月06日 | グループD | レアル・マドリー | 2 - 2 | ボルシア・ドルトムント |
| 12年11月21日 | グループD | マンチェスター・シティ | 1 - 1 | レアル・マドリー |
| 12年12月04日 | グループD | レアル・マドリー | 4 - 1 | アヤックス |
マンチェスター・ユナイテッド
| グループH1位通過(4勝0分2敗/9得点6失点) | ||||
| 12年09月19日 | グループH | マンチェスター・ユナイテッド | 1 - 0 | ガラタサライ |
| 12年10月02日 | グループH | CFRクルージュ | 1 - 2 | マンチェスター・ユナイテッド |
| 12年10月23日 | グループH | マンチェスター・ユナイテッド | 3 - 2 | スポルティング・ブラガ |
| 12年11月07日 | グループH | スポルティング・ブラガ | 1 - 3 | マンチェスター・ユナイテッド |
| 12年11月20日 | グループH | ガラタサライ | 1 - 0 | マンチェスター・ユナイテッド |
| 12年12月05日 | グループH | マンチェスター・ユナイテッド | 0 - 1 | CFRクルージュ |
レアル・マドリーは、15ゴールと、16強中最多ゴールを記録している。これは、攻撃力は申し分のないことを裏付けている。一方で、失点も9と多い。得失点で見ると、対アヤックスの2度の大勝分を除くと、7ゴール、７失点とイーブンになってしまう。相手となるチームにとっては、付け入る隙がありそうな数値だ。
マンチェスター・ユナイテッドは、ファンペルシー、ルーニーらが好調を維持している。直近では10試合連続でどちらかがゴールを決めている。守備面では、上記のグループHの中では、初戦意外は全て先に失点しており、追う展開となることが多いのが、チームとしての不安材料だ。
以上のように、双方ともに攻撃型のチームであることから、観る側としては、楽しめるスペクタクルな展開が予想される。
ドイツ誌『キッカー』が香川の先発を予想
同誌では、マンチェスター・ユナイデッドのフォーメーションを4－3－2－1としている。香川はセントラルミッドフィルダーとして、「3」の中央で先発すると予想した。
マンチェスター・ユナイテッドVsレアル・マドリー予想先発フォーメーション
ファンペルシー、ルーニーらと密接に絡みながら、レアル・マドリーの守備をこじ開ける。局面によっては、ワンツーなどにより、香川の特徴である素早いボールタッチからのペナルティエリアへの侵入なども考えられる。
スペイン紙『マルカ』は、香川ベンチスタートと予想
マンチェスターユナイテッドは、4-2-3-1のフォーメーションで臨むとしている。トップ下はルーニー、3の両サイドは、ナニとバレンシア、ワントップはファンペルシーと予想している。
アレックス・ファーガソン監督レアル・マドリード戦での香川の起用を明言
10日に行われたプレミアリーグ第26節のエヴァートン戦で香川をベンチから外したのは、レアル・マドリード戦で起用するためだという。「試合のどこかで出場することは確かだね」と語った。
日本選手を代表する大舞台での活躍に期待
レアル・マドリーと言えば、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやフランス代表FWカリム・ベンゼマ、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアらのタレント軍団だ。その大舞台での日本を代表する選手として、香川の活躍を心から祈りたい。
ベンゼマなどは、昨年10月12日にフランス代表の一員として、ザックジャパンに敗れている割に、「あのときのゴールを決めた選手？わすれた」と、上から目線だ。この注目度の高い試合で、再度、香川の存在を示せば、ベンゼマもリスペクトせざるを得なくなるだろう。
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