新年の祈願

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成田山新勝寺

今日、成田山新勝寺に初詣に行ってきた。

私は子供の頃から、ほぼ毎年成田山に詣ている。もう40回目くらいになるかもしれない。

深く考えることもなく、最初は親に連れられていたのだが、大人になってからでも、正月には日本で第2位の賑わいを見せる初詣スポットだ。という程度の知識しか持ち合わせていなかった。

そんな私だが、今回はなぜか成田山新勝寺についての知識を頭に刷り込んでから出かけようとした。

そしてその時点で、それが不幸の始まりであることは知る由もなかった。



---以下、成田山新勝寺の調査のまとめ---

平安時代中期に、関東の武将である平将門が朝廷と対立し、天下を極めようとした平将門の乱が勃発した。戦国の世となり、人々は、不安と混乱の中での生活を与儀なくされていた。

朱雀天皇の命を受けた寛朝大僧正は、空海作の不動明王像を成田の地に奉安し、御護摩を焚いて戦乱の世が終了することを祈願した。その結果、平将門が敗北して世の中に平和が訪れた。・・・これが成田山新勝寺の紀元だと言われている。

名前の由来は戦国時代に、「また新たに勝つ」という語句に因み新勝寺と名づけられた。

---以上、成田山新勝寺の調査のまとめ---

「また新たに勝つ」かぁ。と心で呟きつつ私は、混雑する階段を流れにまかせてゆっくりと本殿に向かった。

聞いたことないけど、自分が調べた範囲では、勝負事のお願いを新勝寺でするとご利益があるような気がするよなぁ、なにせ「また新たに勝つ」だし、と考えていると、

コンフェデレーションズカップでザックジャパンがいい線いきますように!とか、vsラトビアとか東アジアカップで、素晴らしい新たな戦力が出てきますように!というお願いをしてしまう自分がいたのであった。
そして最後に「家族が健康でありますように」と付け加えておいた。

祈願が終わった私が、東殿の方に足を運ぶと、待ちくたびれたように嫁が「すいぶん長かったけどなにお願いしてたの?」と聞いてきた。

正直と言えばそうかもしれないが、口がすべったとも言える。私は「ほら、今年はさ、6月15日からさぁ~」とまで言った時点で嫁は察したのか、「何をお願いしてるんだよ~(怒)」と大声を出した。我が家にはこの春、大学を卒業する息子と、大学受験が本格化する二人の息子(計3人)がいるのだ。親として、彼らの健康面を祈願すべきということだったのだろう。しかも嫁は門前の小僧のごとく、6月15日からコンフェデレーションズカップがあることは知っており、私の戯言などお見通しだったようだ。にわかに垂れ篭める暗雲に、私が(きちんととは言えないかもしれないが)家族の健康祈願もしていることが伝わる筈もなかったのである。
そして、あの人口密度の空間で、半径10mの視線を集めたことは言うまでもない。

と、きょうの事件簿は以上とする。

そういえば、ザッケローニがJFA公式サイトの中の手記で、「あけましておめでとうございます」と題して、今年の抱負や選手達へのメッセージを発信している。

それによると、2013年は非常に大切な年になると語っている。ワールドカップが開催される2014年は、1月から開幕月の6月までの間のほとんどは、各国リーグ戦に費やされるために、直前しか代表の強化に充てることができない。従って、コンフェデレーションズカップを含めた2013年の成果が大きく問われることになるのだ。その中で、大きなテストもしていきたいと述べている。ここで言う大きなテストとはラトビア戦のこと?それとも東アジアカップのこと?2013年のザックジャパンからは、本当に目が離せない。

2013年の成果を大きくするために

・(チームを成長させる時間を長く取れるように)3月のヨルダン戦でブラジル行きの切符を手にしたい
・9月、10月、11月と毎月2試合ずつ設けられた国際Aマッチデーに質の高いマッチメークを希望する
ともいう。

代表入りを目指す選手へのメッセージにも、多くの紙面を割いている。要旨は、クラブで試合に出て、正確に、積極的に、継続的に自分の良さをアピールしてくれ、代表の選考には年齢は関係ない。というものだ。

こうして、ザックジャパンの2013年は既に動きだしているのだ。


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