FIFAコンフェデレーションズカップ2013抽選結果
ニューイヤーを目前にし、ロシア, ドイツ, イタリア, オランダなどの各リーグは区切りとなる休暇に入った。それらのクラブに所属している日本代表の選手も続々と一時帰国し、日本での休暇を過ごしている。
この記事では、それらの選手が帰国した際に、空港で語った「2012年の感想」と「2013年の抱負」をまとめ、2013年のザックジャパンの狙いがどこにあるのかを探ってみたい。
2012年の感想と2013年の抱負一覧
| 選手 | 2012年反省 | 2013年抱負 |
| 乾 | （フランクフルトに移籍してからの経験を）「楽しかった。充実していました。（ヴォルフスブルク戦も）勝てたし、ゴールできて良かった」 | （ゴール数は）どこまでも、いけるところまで、いきたい。まだミスも多いし、もっと仕掛けたりもしたい。そういうところは足りない。ここからの半年、後半戦で何点取れるかが大事 |
| 内田 | 肉離れ反省 | 怪我をしないで戦い抜けるように肉体改造（筋肉をもう少し付ける） |
| 岡崎 | タイミングが悪いケガが多かった。悔しい部分もあるけど収穫もあった。まだまだ成長できると実感した一年 | コンフェデ杯は優勝するつもりでやりたい |
| 清武 | あっという間に終わった。五輪にかける気持ちが強かった。ちょっとでメダルに届かなかったし、ドイツでも自分の特長を出せなかった | 半年でどれだけ相手との差を詰められるかが大事。ブラジルにも、メキシコにも借りがある。世界でやれるというのを、６月に証明できればいい |
| 長友 | クラブと代表で主力としてプレーした充実の１年に「光が見えた１年」 | 「光に向かって全力で進みたい」 |
| 長谷部 | （監督に干されるという状態からのスタメン復帰という）浮き沈みを経て精神的に成長した | 精神的な成長を来年につなげ、いい年だったと言えるようにしたい 来年３月のヨルダン戦でワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会出場を決めなければ。代表にとって大切な年 |
| 本田 | （ことしは右膝のけがを克服し、復帰を果たした大きな意味を持つ一年になったのでは？の問に対し）「もっと大きくしたかった」 | いい準備をしていくだけ |
| ハーフナー・マイク | クラブ(14試合2得点)も代表(4試合1得点)も満足していない | 来年は、どちらもより結果を意識してプレーする |
選手達が焦点を当てている2013年の戦い
上記の8選手が12月に一時帰国した際の発言内容をまとめてみたが、その中で、どの大会が重要かが判る表現がいくつかある。乾, 岡崎, 清武は明らかに2013年6月を指す抱負を語っている。6月と言えば、FIFAコンフェデレーションズカップ2013がある月だ。6月前半には、アジア最終予選の2試合も控えているが、もはや、長谷部の言うように、ワールドカップ予選突破がその時期まで決まっていないということは、どの選手も想定していない筈だ。
3月26日のvsヨルダンでワールドカップの切符を手にし、100%6月後半のコンフェデレションズカップに焦点を合わせ、万全な準備をする狙いだ。
具体的な表現はしていないにせよ、それは長谷部, 本田, 長友, 内田, ハーフナー共同じ筈だ。
私たちファンにとっても、FIFAコンフェデレションズカップ2013が胸躍るようなザックジャパンの戦いとなることを強く期待したい。
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