ゴン中山、さよなら弾!

-------- 以下本文 --------

ゴン中山が贈る最後のクリスマスプレゼント弾

ユアテックスタジアム仙台

この作品はパブリックドメインとして著作権が放棄されています

慈善試合・チャリティーサッカー2012 JAPANスターズVS東北ドリームスは26日、ユアテックスタジアム仙台で行われた。震災復興を目的に、東北にゆかりのある選手による「東北ドリームス」と日本代表経験者らの「JAPANスターズ」が対戦。「JAPANスターズ」は今季限りで23年の現役生活を引退したFW中山雅史(45)が、後半45分にラストプレーをものにし、有終のゴールを決め5―2で勝利した。
この記事では、中山が残してくれた足跡と魅力ある人柄を表現してみたい。



印象に残るサッカーへの熱意

1992年に広島で行われたアジアカップに日本代表として招集され、スーパーサブとして優勝に貢献するなど代表に定着すると、クラブがジャパンフットボールリーグ在籍(所属のヤマハ発動機サッカー部(後のジュビロ磐田)はJリーグ開幕の10チームから落選していた)にもかかわらず、1994年アメリカワールドカップ予選の日本代表にも選ばれ、最終予選では途中からスタメンに定着して獅子奮迅の活躍を見せる。陽気なトークや熱意あふれるプレーが話題となり全国的に「ゴン」で通じるような人気者となった。
「オフト、俺はお前を信じる。お前も俺を信じろ~!」
「僕にとってW杯は、もうDカップやEカップなんて問題じゃない大きさです。Wカップですからね。」
これは、彼の語録として語り継がれるかもしれない。単に面白おかしく言っているだけでは無い。わかりやすく熱意を表現しているのだと考えるべきだろう。
そして有名なドーハの悲劇の1シーンが中山の熱意を最も雄弁に語る。私の中では、悲願のワールドカップ初出場の夢が打ち砕かれた瞬間、崩れ落ちた中山の姿が今でもスローモションで再現される。他の選手との交代後のペンチからの行動だけに、プレーしている選手への批判だとの誤解から議論を呼んだが、中山にしてみれば、ベンチにいようが、ピッチにいようが、チーム共通の感情を素直に見せただけだった。そして崩れ落ちる中山の姿から、日本のワールドカップへの挑戦が新たに始まったとさえ思える。
1997年、FIFAワールドカップフランス1988最終予選のvsカザフスタンの際に、国立競技場の場内アナウンスと大型ビジョンで、中山先発が紹介されると、競技場を埋めた5万人以上のサポーターから地鳴りのような大歓声と「オーナカヤマ!ナカヤマナカヤマ、ゴンゴール」の大合唱が発せられ、鳥肌が立ったことも明確に記憶されている。

1998年FIFAワールドカップフランス大会では、ジャマイカ戦で日本人初ゴールとなるゴンゴールをあげた。2002年日韓共催の時には直前に代表にサプライズ招集されたが、ワールドカップで活躍姿を見るのはフランスが最後だった。

ドーハの悲劇からジョホールバルの歓喜という。絶望から歓喜の時代(参考:ザックジャパン先人達の戦い)を戦いきった熱い選手だった。今後も、ゴン中山が私の記憶から消えることはないだろう。

20113年1月2日放送される新春恒例の特別番組「夢対決2013 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)にゴン中山が出演します。絶対に見逃さないようにしよう!


楽しいサッカーブログがいっぱい!⇒人気ブログランキング またはにほんブログ村 日本代表

-------- 以上本文 --------
投票参加型コンテンツ
あなたの投票でザックジャパンのベストフォーメーションを決める:ザックジャパン総選挙
FIFAワールドカップ2014のザックジャパンの成績は?
本田の移籍先はどこだと思いますか?
あなたが期待している若手は?

---スポンサーリンク---

---スポンサーリンク---

コメントを残す