扇原貴宏ニュルンベルクへ移籍か

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扇原貴宏にニュルンベルクからオファー

ブンデスリーガ、清武弘嗣所属のニュルンベルクからC大阪の扇原貴宏にオファーが届いていることがわかった。ニュルンベルクは既に9月には強化担当者を日本に派遣、獲得の打診をしており、今回のオファーは移籍市場が開く来年1月での補強を目指しているという。ドイツで清武、扇原のセレッソコンビが見られる可能性が出てきた。
展開力のある守備的ミッドフィルダー(ボランチ)の欧州移籍は、本人はもとよりザックジャパンにとっても大きなステップアップの可能性を秘めている。



ニュルンベルクが扇原を必要とする理由

ニュルンベルクの扇原獲得の動きの理由は、もはやニュルンベルクの主力となっている清武のサポート役の確保だ。最近の清武のプレーを見ていると、本来の攻撃的ポジションからボランチのポジションに下がってゲームを組み立てようとするプレーが目立ち、結果としてチームの攻撃力が停滞していた。現に16試合終了時点のニュルンベルクは失点が21に対し、得点が14と少ない。
そこで、展開力があり視野も広い扇原が必要となる訳だ。それにより、清武は高い位置でのプレーが増え、チームの得点力アップが見込まれる。しかも二人は同じセレッソ大阪でプレーしているので、息はぴったり合うだろう。

ザッケローニも期待の選手の一人

ザックジャパンのアルベルト・ザッケローニにとっても注目の移籍となる。ザックジャパンは遠藤という不動のブランチを擁している。しかし、遠藤は代表出場記録を現在124と更新中の大ベテランだ。ゆったりとした展開からの縦パスで一気に攻撃のスイッチを入れるプレーは圧巻だ。その戦術眼,バリエーション,パス精度とも、現在の日本人ボランチでは右に出る者は見当たらない。現段階で、ザッケローニが遠藤を高く評価していることは明らかだろう。しかしまた、その遠藤に並び追い越すような選手の出現をザッケローニが心待ちしていることも事実だ。遠藤が故障した時のことを考えると、現状のままではボランチがアキレス腱となりかねないからだ。
私の見立てで恐縮であるが、遠藤と同程度であるかは今後の観察が必要だとしても、扇原もパス精度に関しては高い。ロンドンオリンピックのスペイン戦の大津の決勝点をアシストしたのは扇原だ。視野も広い。そして何よりも遠藤に無い点を持っている。それは比較的大型で身長184cmであること、それとレフティであることだ。レフティは、左ボランチとしては最適だ。ヘディングで自ら競り勝ち、味方とのパス交換から左足で精度の高いパスを通すシーンが描けて来る。当面は、競わせるというよりも、特徴の異なる優れた左ボランチ二人を使い分けることが有効ではないだろうか。

是非とも、扇原には成功してもらいたいと思う。ザックジャパンの更なる躍進のためにも。


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