26日、ザックジャパンはアウェーの地アンマンにて、1-2とヨルダンに敗れ、ワールドカップ2014出場決定を、6月4日の埼玉スタジアムでのオーストラリア戦に持ち越した。
この試合で、ザックジャパンはチームのビッグネーム本田と長友を欠いていた。『だから負けた』という根拠はないし、そう言うことは出場した選手達に失礼だろう。
しかし、それが結果に関与した可能性が高いことは想像に難くない。
長友は、インテルのチーム練習に合流したことから、近日中に復帰するだろう。しかし、本田については復帰の見込みが立っていない。
従って、ザッケローニは、6月4日のオーストラリア戦やそれ以降についても、「本田不在」を想定したチームで戦う前提をもっていなければならないだろう。
誰が本田の持っている物を埋めるのか、それがヨルダンに敗れた沈滞感を吹っ切る鍵になる。6月15日からはコンフェデレーションズカップも控えている。一刻も早く、ザックジャパンは「本田不在」のスタイルを作り上げねばならない。