本田圭祐の移籍について考えてみた

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2013夏移籍市場、ACミランは日本代表MF本田圭祐の獲得に動いていた。移籍市場終了も間もなくとなった8月30日、ACミランはCSKAモスクワの要求額500万ユーロ(約6億5000万円)に対し、400万ユーロ相当(300万+ボーナス)のオファーを出し、CSKAモスクワの歩みよりを引き出そうとした。

本田とCSKAモスクワの契約は今年いっぱいで終了するために、今夏に移籍が実現しない場合、CSKAに移籍金が入ることはない。ぎりぎりのタイミングのオファーにより、CSKAモスクワの歩み寄りが引き出せるとのACミランの読みは外れた。CLベスト16進出で350万ユーロ(約4億5000万円)。ベスト8で390万ユーロ(約5億円)、ベスト4で490万ユーロ(約6億3000万円)とCL上位進出により賞金が獲得できる以上、CSKAが本田を手放す障壁は予想以上に高かったのだ。

ACミランのオファーに対し、CSKAの回答はやはり「ノー」。それにより、9月2日、ACミランは本田に次ぐ獲得候補としていたカカをレアル・マドリーから急遽獲得。日本時間9月3日朝、今夏移籍市場は閉じ、本田のACミラン移籍は完全消滅した。



◆冬移籍市場の本田の動向は?
2013年一杯で、CSKAモスクワとの契約が終了する本田は、常識的に考えれば、仮にCSKAとの契約延長の機会があったとしても、これまで契約延長を拒否してきた経緯から、本田がチームに残留することはない。
しかし、本田の1月のACミラン移籍も破断した場合には、CSKAモスクワ以上のクラブの選択肢を失う可能性も秘めている。そう考えると、更にCSKAモスクワに留まる可能性も無きにしもあらずだ。

◆1月ACミラン移籍?
ACミランと本田は、2014年1月に移籍し17年までの4年契約で年俸250万ユーロ(3億2500万円)プラス報奨金の条件で合意しているという。
しかし、この契約がどこまでACミランと本田への拘束力を有しているかは明らかではない。
フリー移籍となる本田にはオファーが殺到するだろう。他クラブが好オファーを提示する可能性も高いだろう。
更に、今回移籍したカカ次第であるが、ワールドカップを控えた2014年の1月に、指定席が用意されていないならば、本田にとって移籍するリスクは極めて大きい。

◆他のビッグクラブへの移籍?
1月にはフリーでの移籍となる本田に、多くのオファーが舞い込むことは間違いないだろう。しかし、ことビッグクラブからのオファーとなると別問題だ。CLベスト16以上の試合には本田は出場できない(CSKAモスクワの選手としてCLに出場するため、移籍先の選手としては出場できない)。そして、リーグ戦の成績においても盤石であるならば、そのクラブが本田を補強する動機は少なくなるのだ。本田が好みそうなビッグクラブから、他を凌ぐ好条件のオファーが届くとは限らない。

何れにせよ、1月に本田がどのような選択をするかが見ものだ。


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