内田篤人の思考回路はたくましい

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26日、いやがおうにも日本全体が盛り上がる試合が待っている。
ザックジャパンはワールドカップ2014に大手をかけたヨルダン戦に、アウェーの地アンマンで臨む。

ザッケローニはじめ、多くの選手達も、心は『次で決める』で一致している筈だ。

しかし、内田は、『ここで決められればいいけど、別にここで決まらなかったからと言って、終わるわけじゃない。みんな『決めよう、決めよう』と言うけど、もしもここで決まらなかったら反動が大きそう』と、何が何でも決めるという気負いが無い。



現在の数字を見れば、たとえヨルダンに負けてもザックジャパンの有利は揺るがない。その中で、選手達の気負い過ぎに警笛を鳴らした。

私も、『あ~そのとおりだ!』と考えさせられた。完全アウェーとなるヨルダン戦に勝つ、という視点で考えた場合でも、審判の笛がヨルダン寄りとなることを想定すれば、気負いは非常に危険だ。

それは、無用なカードをもらい、少ない人数で戦うことにもつながりかねない。そんな負け方をすれば、今後への反動も大きいだろう。『ここで決めなくてもいい』という自然体こそが、ヨルダン戦で決める鍵になる可能性もある。

練習したことを普通に出す。それはどんな試合の場合も同じだ。冷静に考えれば、『何が何でも』と精神論に走りすぎることが、チームを窮地に陥れることが多い。

ヨルダン戦を明日の夜に控え、キャプテン長谷部を先頭に、ザックジャパンのモチベーションは高い。そして内田かそのモチベーションから気負いを取除き、クオリティを高めてくれた。

勝つためにやるのがサッカーだ。そこからは一瞬異端的に思えるが、よくよく考えると核心を突いている。そんな『内田篤人の思考回路は実にたくましい』と、感じ入ってしまった。


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