マンU香川レアル・マドリー戦でCL弾なるか

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オールド・トラフォード

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マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアムのオールド・トラフォード

UEFAチャンピオンズリーグ、決勝トーナメント1回戦2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド対レアル・マドリードは、欧州標準時間3月5日20:45分(日本時間3月6日4時45分)、マンチェスター・ユナイテッドのホーム、オールド・トラフォードでキックオフされる。

なぜマンUで香川が初めて輝きを放つことができたのかで紹介したように、マンUの日本代表MF香川真司は、直前の試合でのハットトリックという、飛躍への大きなきっかけを掴んだと思われるだけに、ザックジャパンを背負っていく香川の活躍に注目が集まる試合となるだろう。

1stレグでは、レアル・マドリーのホームで1-1と引き分けている。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリーの1回戦勝ち抜け条件は次のとおりだ。
マンチェスター・ユナイテッド:①勝利②0-0の引き分け
レアル・マドリー:①勝利②2-2以上の引き分け
1-1で終了した場合には、延長戦に突入、尚且つ1-1であった場合にはPK戦



数値上では、試合開始前の時点では、僅かであるが、マンチェスター・ユナイテッドが有利だ。しかし、レアル・マドリーが2得点以上すると、アウェーゴールで上回るため、その有利さは逆転する。

マンチェスター・ユナイテッドはレアル・マドリーを完封すれば、無条件に勝ち抜けとなるが、初めから守りを固めるとは考えられない。C・ロナウド、ディ・マリア、ベンゼマら擁するレアル・マドリーに対して、引いたからといって、守りきれる保証は全くないからだ。

そのために、香川の出場の環境は整っていると言える。更に、3月2日のプレミアリーグのノーウィッチ・シティ戦でルーニーらとの抜群の連携を見せた上でのハットトリックから、香川の調子が上がっているのは明らかであり、ゴール前でレアルにとっての大きな脅威となることは間違いない。フル出場から中2日であるために、限定的な時間帯の起用となる可能性が高いが、ファーガソンは必ず香川を使ってくるだろう。

では、どのような戦術をファーガソンがとってくるかと言うと、「わからない」としか申し上げられない。リーガ・エスパニョーラでバルサとしのぎを削ってきているレアルに対して、マンUがノーウィッチ・シティ戦で見せたようなパスサッカーで崩そうとしても、レアルの我城は揺るがないようにも思える。一方で、1stレグでのレアルの失点もそうであるように、レアルにはセットプレーからの不用意な失点が見られがちである特徴がある。

マンUが香川を獲得した理由は、端的に言えば、マンUをバルサ化することにあったと思うが、かと言って、レアルを相手にしたときに、マンUのバルサ化の期が満ちたかというと、未だリスキーな状況と言わざるを得ないのではなかろうか。ただ、香川が出場するからには、レアルの中央を突破するコンビネーションにチャレンジする瞬間が何度かは訪れるだろう。香川の技術ならば、レアルにも通用する筈だという観測もある。今の香川ならば、囮効果も大きい。囮になったりならなかったりすれば、レアルの守備を混乱させることも可能だ。今は、何度か訪れるチャンスで香川のCL弾が生まれることを願いたい。

こう書くことが適切かわからないが、「あのときゴールした選手?忘れた」と、香川に対して、昨年の代表戦で、ホームであるにも関わらず、敗れて尚且つ上から目線のフランス代表ベンゼマの高い鼻をへし折って欲しい。という気持ちもある。

香川に相対するのは、国王杯準決勝に続き、リーグ戦でも主力を温存したメンバーでメッシを封じることに成功し、バルセロナに勝利を収めたレアル・マドリーだ。更に、香川のハットトリックはスペインでも報じられており、1stレグ以上に厳しいマークとなるだろう。しかし、そのような中でこそ、輝きはまばゆいものになることを、誰よりも香川自身が知っている筈だ。


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