AFCアジアカップ2011グループリーグ第2節

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カタールSCスタジアム

カタールSCスタジアム

2011年1月13日(日本時間1月14日1時15分)ザックジャパンはカタール・ドーハのカタールSCスタジアムでグループリーグ第2節となるシリア戦に臨んだ。

グループリーグ第1節のヨルダン戦では薄氷の終了間際同点弾での1-1だった。この第2節のシリア戦では、バックパスの連携ミスから川島が相手を倒す形となり退場になってしまう。一人少ない中ザックジャパンは2-1と勝ち越し、その後のシリアの攻勢を体を張った守備で凌ぎ切り、非常に苦戦を強いられながらグループ首位を確保した。



【フォーメーション】

スターティングフォーメーション

左から松井, 香川, 本田という事前情報があったが、スターティングフォーメーションは第1節のヨルダン戦と同じで、左から香川, 本田, 松井だった。

そもそも、前線は流動的に有機的に連動して動かないと、攻撃が機能しないかもしれないし、スタート時点のフォーメーションはそれほど重要でないかもしれない。

【試合動画】

【試合概要】

日本が序盤から優位に試合を進める。前の試合と違い、日本は香川、本田、松井の2列目が流動的にポジションを変えて、チャンスをうかがう。前半11分の前田のヘディングシュートはゴールの枠を外れてしまうが、徐々に右サイドを中心に崩すシーンが増えて決定機を迎えるようになる。35分には本田の突破から、最後は長谷部が冷静に決めて、ようやく日本が先制。これで精神的にも楽になった日本は、さらにパススピードが上がり、右サイドを中心に面白いようにパスが回るようになる。終盤もチャンスを作り続け、1-0と最小得失点差ながらも、終始日本ペースで前半を終えた。

後半の序盤もペースを握っていたのは日本。しかし、1点を追うシリアが攻撃の選手を次々に投入すると、次第に主導権はシリアに移っていく。後半26分にはバックパスの連係ミスからPKを与えてしまい、これを決められて1-1の同点。さらにこのプレーで日本はGK川島がレッドカードを受けて10人に。前田OUT⇒西川INで攻撃が1人少なくなった日本だが、香川に代わって出場した岡崎がゴール前で粘りPKを獲得し、本田が決めて勝ち越し。ここからシリアはさらに攻撃の手を強めるが、日本はワールドカップをほうふつさせる体を張った守備で何とかしのぎ切り、2-1の勝利。日本は勝ち点3を積み上げ、勝ち点4でグループBの首位に立った。

【総評】

相手のオフサイドと思いきや、日本のバックパスとの判定で試合が続行した結果、川島のレッドカードに繋がるという、なんとも納得しがたいPKで失点し1-1となった上で、10人で戦う厳しい局面を迎えたが、そこから勝ち越して、シリアの追撃を守り切った。難しい試合の連続であるが、ザックジャパンには大きな糧となる苦しみだろう。日本代表激闘録 AFCアジアカップ カタール2011 [DVD]


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