先んじて海外に旅立っている宮市、宇佐美、高木善朗らの『プラチナ世代』の一人、柴崎岳が、ポスト遠藤の呼び声も高く、今羽ばたこうとしている。
宮市、宇佐美、高木が欧州クラブで負傷や不調に苦しむ中、Jリーグ鹿島アントラーズ入団3年目の柴崎岳は、もはやチームの顔となる活躍を示している。
視野が広く、常にベテラン選手かと思わせるようなクールさでボールを捌くことができる。これが柴崎岳のストロングポイントであり、ザックジャパンの司令塔の要件を備えている。
今、私の目には、柴崎岳の加速は留まるところを知らないように映る。