2011年11月15日、ザックジャパンは平壌・金日成スタジアムの北朝鮮戦に臨んだ。金日成スタジアムは、北朝鮮サポーターが一斉に旗を振り雄叫びを上げる異様な雰囲気に包まれた。
試合展開は、まさに、国民の前で敗けを見せることが許されない北朝鮮代表の闘志(というか、人生をかけているようにさえ見えた)が上回り、ザックジャパンはスピード, フィジカルともに後手に回った。
ボールを持っても厳しいプレスでサポートを受けることもままならず、苦し紛れのプレーに終始した。
日本代表は、他の世代に歴史を遡っても、北朝鮮でのアウェー戦には未勝利であるが、今回も0-1に終わり、歴史を変えることはならなかった。また、ザックジャパンの不敗記録も16(引分け6を含む)でストップした。