ウルグアイ戦-4失点それでは勝てない吉田麻耶選手に苦言呈する

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ザックジャパンは14日、宮城スタジアムでウルグアイ代表と対戦した。日本は0-3の後半9分、香川真司のゴールで1点を返すが、同13分に4失点目。後半27分、本田圭佑が直接FKを決めたが、2-4の完敗に終わった。コンフェデレーションズカップでの3試合9失点に続き、ディフェンス面の課題がより鮮明になった。

この試合のザックジャパンは、海外組を中心としたコンフェデレーションズカップ出場メンバーと、東アジアカップ出場メンバーの融合したチームで臨み、ワントップとして柿谷曜一朗が先発した。柿谷は、得点にこそ絡まなかったものの本田らとのパス交換にクォリティの高さを見せた。

しかしながら、4失点したDF陣は客観的に不甲斐ないと言わざるを得ない。コンフェデレーションズカップと合わせて4試合13失点となった。



試合後の各選手コメントをチェックしてみたが、その中で殆どの選手は自らの反省を述べている。

例えば、攻撃の中心の本田ならば、4失点のことよりも、それを超えるゴールを奪えなかったことに言及している。

しかしながら、一人だけ自分だけのミスでは無いと言いたげなコメントがある。これでは進歩は無いだろうと思わされるのだが。

私は、これにあえて苦言を呈する。

ウルグアイに先制を許したシーンについて、記者の「オフサイドを取りに行った?」という質問に対して吉田は、「取りに行くというよりも、スアレスは元々、僕よりも後ろにいたので、蹴った時点でオフサイドかなと思った。今ちゃん(今野)とのズレを修正したい。そういうズレは試合の中で多々あるけど、そこから何度も抜け出される場面があったし、最後の失点につながるようなミスがないようにしないといけない。ピンチがあまりにも失点に直結していたので、そこは直していかないといけない」と述べた。相手がスアレスとは言え、CBとは簡単に振り切られてはならないのだ。裏をねらう相手に対してラインを高く保つことはリスクが高く、下げて対応するのがセオリーだ。このライン設定のミスをおかしたのは、吉田に他ならない。
コンフェデレーションズカップのイタリア戦での吉田のミスからの失点を思い出す。その時の発言も似ている。このシーンに対する吉田のコメントは、「クリアするか、体を入れてゴールラインを割らせるか迷ったが、近くから声が聞こえて・・・」のような内容で、どことなく個人としてよりもチームに訴求するミスとするものだった。結果、ボールを奪われて失点した。
ウルグアイ戦ではその後、自陣ゴール前で致命的クリアミスを犯し、スアレスにボールを渡してしまい、3点目の失点の原因となり、その4分後にピッチをあとにした。

多くの場合、失点に繋がる際には、チームとしての連携不足が絡んでいることは事実だろう。しかしながら、その中で自己の役割が十分に果たされていたかを真摯に受け止め、そこを向上させていけるかが代表選手の資質として求められる。
似たことが続けば、「厳罰交代」は明白な事実となるだろう。


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