イランも韓国も気持ちはわかるがやり過ぎじゃ?

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韓国VSイランのアジア最終予選最終戦は、韓国のホームでおこなわれ、0-1でアウェーのイランが勝利した。

この結果により、イランはA組1位でワールドカップ2014の出場が決定。韓国は、後ほどおこなわれたウズベキスタンVSカタールの結果により、勝ち点で並ばれたが、得失点の1の差により、辛うじてA組2位を確保、ワールドカップ出場を決めた。

ホームでイランに敗れた韓国は、試合終了直後、多くのサポーターの目の前での敗戦と、ワールドカップ出場圏内のA組2位も危うくなった状況下、A組1位を決めたイランの歓喜を目の当たりにし、選手、スタッフ一同ガックリとうなだれていた。



A組1位通過でワールドカップ出場が決まったことを喜ぶイランの選手達は、イラン国旗とともにアウェーのピッチを走り回った。そして、イランのGKが、韓国スタッフ前に近寄ると、一発、二発と韓国スタッフからの”暴行”を受けたようなシーンが見られ、ネットで話題となっている。

ホームの韓国、負ければアジアプレーオフの可能性が高いイラン、どちらも譲れないヒートアップした試合だった。その試合の終了後のことであるので気持ちはわかるが、イランも韓国もやり過ぎだろう。

イランにすれば、韓国に敗れれば、ウズベキスタンに勝ち点で上回られ、アジアプレーオフに回るアウェーの試合だった。そこで勝利を収め、見事A組1位を確保したことから、大きなプレッシャーから解き放たれたことは理解できる。
しかし、ここはアウェーのピッチであることを忘れてはいけなかっただろう。国旗を掲げ、ピッチで喜びを爆発させる様を韓国に見せすぎ、相手をリスペクトする配慮に欠けていた。そして、被害者となったイランGKが韓国スタッフとの距離を詰め過ぎたことにより、”事件?”は起きた。
韓国の身になって考えても同意できる部分がある。もし、私が、埼玉スタジアムで、同じ光景が起きたことをテレビで見たならば、同じ感情を相手選手に持つだろう。それでも”暴行”が事実であれば、それは誤りであり、FIFAの処分対象が韓国であることは確かだ。


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