宇佐美にお勧めするのは海外版『ワンピース』を見ること

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ブンデスリーガは6日、MF宇佐美貴史の所属するホッフェンハイムがFW大前元紀の所属するデュッセルドルフとホームで対戦し、3-0で3試合ぶりの勝ち点3をあげた。

しかし、この試合で、宇佐美はベンチ外となった。大前は肋骨を痛めているために欠場した。

宇佐美は多くのメディアでパス、ドリブル、シュートのクオリティの高さを認められている選手だ。それは、ブンデスリーガの名門バイエルンに所属した経緯があることからも明らかだろう。しかし、出場機会を求めて移籍した筈のホッフェンハイムでの活躍も、全くもってそれに相応しくない。

更に今回は、ホッフェンハイムの新監督の初陣だ。宇佐美の高いスキルに着目し、重用方向への転換もあり得ると思われたところへきての『ベンチ外』だけに、新監督の目にも、パス、ドリブル、シュートのクオリティ以上に重要な部分が欠けていると映ったと考えざるを得ない。



言語の問題?
宇佐美については、かねてから言葉の問題があると報じられている。新監督となり、宇佐美の起用方法が重用方向になるかもしれないとも思われたが、それが現実になるのは、新監督の打ち出す戦術にマッチングしている姿を練習で示した場合だ。報道どおりに言語の問題があるならば、パス、ドリブル、シュートのセンスに優れることが逆に災いし、戦術理解度の低さを明白にしてしまうだろう。何よりも、試合中には選手間、選手-監督間のコミュニケーションが大切だ。局面に応じて適切に対応しなければならない中、宇佐美が孤立してしまうのは想像に難くない。
高いスキルを持っているのだから、それを生かすために、チームに溶け込まなければなければならないだろう。チームメイトと言えども、何者かわからない選手にパスが供給される可能性は下がって当然だ。日本代表GK川島などは、英語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語を日常会話レベルでこなし、海外移籍後に主将を務めた経験もある。世界的な選手を目指すのならば、独語、英語の2ヶ国語の日常会話程度は、厭うべき問題ではない筈だ。

俺様気質は抜けてきているように見えるが
俺様気質が抜けなくても良いのは、常に個で相手を圧倒できるスキルを持っている場合だ。
宇佐美の多くの国内のキャリアでは(ロンドン五輪を除けば)、俺様が通用していただろう。宇佐美にボールを集めることが、チームの勝利に直結することを、選手、監督が知っていたからだ。
しかし、個では打開しえないレベルになると、組織が重要になってくる。ボランチやDF陣に任せきりだった守備でも、高い位置からのプレスが必要になる。パスをもらうにせよ、ボールホルダーの視野の中に入り、パスが通る場所に動かねばならない。・・・きっと宇佐美も判っているだろう。そして、それらに改善の兆しは見えている。
しかし、未だ俺様気質が抜けきった動きとは言い難い。

ナイスガイと言われることから目指すべきでは?
結論としては、やはり、『コミュニケーション力が必要』ということのように思う。なぜならば、サッカーセンスに優れる宇佐美が、組織の重要性を理解できないとは思えないし、それは徐々に改善方向にある。

『宇佐美はナイスガイだ』という報道がなされた時に、宇佐美の覚醒が始まるのではないか。

適切かどうかはわからないが
宇佐美には、アニメ『ワンピース』の海外版を完全理解することをお勧めしたい。そこには、『チームプレーのなんぞや』がある。言語的にもかなり習得できるだろう。
そして愛嬌の一つや二つ、いつでも飛び出すようにするべきだ。


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