ヨルダン戦の日本代表招集メンバー発表は14日

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ザックジャパンは、3月26日、アウェーの地アンマンにて、出場に大手をかけているワールドカップ2014の最終予選ヨルダン戦に臨む。3月22日に、ドーハでカナダ代表との前哨戦をおこない、ドーハからヨルダンとの決戦の地アンマンへと乗り込む。

3月22日は、国際Aマッチデー(オフィシャルマッチデー)であるために、3月18日の集合が可能となることから、18日~の9日間の代表合宿となる。

ヨルダン戦、カナダ戦の日本代表招集メンバー発表は、14日にSAMURAI BLUE(外部サイト)でおこなわれる。同サイトの左上にある、オフィシャルプレスリリース欄に注目だ。

3月14日追記
日本サッカー協会は14日、ヨルダン戦、カナダ戦の招集メンバーから本田と長友が外れたと発表した。香川は選出された。
メンバーは次のとおり。



◇GK
川島永嗣(スタンダール・リエージュ) 西川周作(広島) 権田修一(F東京)

◇DF
駒野友一(磐田) 今野泰幸(G大阪) 栗原勇蔵(横浜FM) 伊野波雅彦(磐田)
内田篤人(シャルケ) 吉田麻也(サウサンプトン) 酒井宏樹(ハノーファー)
酒井高徳(シュツットガルト)

◇MF
遠藤保仁(G大阪) 中村憲剛(川崎F) 長谷部誠(ボルフスブルク) 
細貝萌(レバークーゼン) 高橋秀人(F東京)

◇FW
前田遼一(磐田) 岡崎慎司(シュツットガルト) 
ハーフナー・マイク(フィテッセ) 乾貴士(フランクフルト)
香川真司(マンチェスター・U) 清武弘嗣(ニュルンベルク)
大津祐樹(VVV)
以上、3月14日追記

国内組は17日に集合し、事前合宿地のドーハに向かう。欧州組は、15~17日の各国リーグ戦終了次第に随時ドーハで合流する。

【国際親善試合カナダ戦】
3月22日(金)ドーハ、現地時間19:05 (日本時間 25:05)キックオフ
テレビ放送:NHK-BS1にて全国生放送

【ワールドカップ2014最終予選ヨルダン戦】
3月26日(火)アンマン 日本時間23:00キックオフ
テレビ放送:テレビ朝日系列にて22時30分~地上波独占放送、NHK BS1にて21:00~

この記事では、故障が伝えられている、本田、長友、内田の現状についてまとめてみたい。

本田は、6日に個人練習を開始

CSKAモスクワのクラブ関係者によると、どうやら、本田はモスクワ郊外のピッチで個人練習を開始したようだ。体調不良(感染症をこじらせたという情報がある)に見舞われていたようで、その回復後も右膝の検査と、古傷の左足首の悪化の治療が長引いていたようだ。

右膝は、一昨年9月、半月板損傷のため手術、代表復帰までに8ヶ月あまりを要した重症だった。左足首は、2010年3月のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のインテル戦に先立つ練習で痛めたものだ。2010年8月のリーグ戦や、2011年1月のアジアカップ、その後のリーグ戦などの一部の試合で度々左足首痛で欠場しており、古傷を引きずってきた経緯がある。2010年3月31日のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝インテル戦に強行出場したことが、状況を悪くしたものと考えられる。

現在は、モスクワ郊外のピッチで練習を再開し、個人メニューをこなしている。しかし、チームの全体練習には復帰していないことから、9日のリーグ再開クリリヤ・ソビエトフ戦は欠場の見通しだ。
14日の代表招集に間に合うためには、全体練習で好調をアピールし、17日のクラスノダール戦に確実に間に合う状況とならなければならないだろう。非常に微妙な状況となっている。

マンUにおけるルーニーのように、本田には香川との強力ホットラインを期待しているだけに、是非、間に合って欲しいものだ。

長友は当初の報道程時間かからないが・・・

2月24日のミラノダービで負傷交代したが、検査結果は、左膝の外側側副靱帯と半月板の損傷と診断されたと発表されていた。
当初、「復帰まで1カ月」と報じられたが、「3週間で、手術はしない」となっている。半月板損傷は、通常自然回復が見込めないため、手術を要するが、部位によっては自然回復が見込めるために、手術の必要はない場合もあるという。

現状では、17日のリーグ戦、サンプドリア戦まで欠場見込みだ。そうなると、クラブで出場できないコンディションの選手を招集することを、クラブがどう受け止めるかという問題があるだろう。仮に、招集したとしても、ぶっつけ本番になる。本田同様、やはり17日の(14日時点での予測)コンディションがキーになるが、これまでの情報を集めると、本田以上に招集は難しいかもしれない。

ヨルダン戦は、高地の荒れたピッチでおこなわれる。長友の無尽蔵のスタミナによる牽引がザックジャパンに欲しい一戦となるだけに、状況の好転を期待したい。

内田は練習に合流

内田は、2月6日のラトビア戦に招集された際に、治りきっていなかった肉離れを悪化させ、以降シャルケで欠場していた。同部位の3度目の肉離れであるために、長期離脱が懸念されていた。

5日、内田が2月1日以来、33日ぶりにチームの練習に合流し、午前と午後のフルメニューをこなした。現状では、再発を防ぐために、ダッシュ、急ブレーキ、ターンなどの連続動作の部分では、意識してスピードを抑えながらの動きとなっているようだ。

シャルケは、複数のチームドクターが、完治と判断しない限り復帰させない方針だが、本田、長友と比べると、チーム練習に合流している状況からして、見通しは明るいと言える。

攻守のバランスを考えれば、ザックジャパンの右サイドバックは、やはり内田への期待が大きくなる。このまま、順調に回復して3月18日~の合宿に参加して欲しい。

3月7日追記
ドイツ誌『キッカー』は、9日にシャルケのホームで行われるブンデスリーガ第25節ドルトムント戦(“ルール・ダービー”)に内田が先発すると予想した。実現すれば、合宿への招集に青信号が灯る。

3月8日追記
日本サッカー協会は、本田・長友を含む欧州クラブ所属の19人に招集レターを送付したと発表した。本田、長友へのレターには、「ギリギリまで待って判断したい」という内容の文言も加えてあるようだ。
このことから、本田、長友については、14日発表のメンバーに含まれていない場合でも、17日のリーグ戦に出場していれば、追加招集となると考えられる。

3月10日追記
3月9日、ブンデスリーガ第25節、シャルケVSドルトムントで、内田が右サイドバックでフル出場し、2アシストをあげた。今回の代表招集に向けて、完全復活となった。

長友は、インテルの苦しい現状から、ストラマッチョーニ監督に早期の復帰を熱望されている。来週早々に検査をおこない、17日のサンプドリア戦で復帰できるか判断するようだ。長友に関しては、代表招集に向けて、少し明るい材料が出てきたと言える。次の試合に出て欲しいという部分で、ストラマッチョーニ監督とザッケローニの利害が一致している。

本田は、9日のリーグ再開初戦となるアウェーのクリリア・ソビエトフ戦でベンチ外だった。現在、モスクワで別メニュー調整中だ。次節17日のクバン・クラスノダール戦に間に合う見通しは立っていない。

3月12日追記
インテルのストラマッチョーニ監督は、同代表合宿への長友の派遣について「難しい」と語った。
その裏には、派遣の可否はドクター判断にゆだねるものの、17日のサンプドリア戦に出場し、その後の代表戦で怪我が再発するのは困る。という考えがあるようだ。
奇しくも、3月10日追記のザッケローニとの利害の一致が覆るコメントを寄せており、派遣に消極的な心情を明らかにしている。復帰戦は代表ウイーク明けとしたい意向のようだ。
ドルトムント在籍時の香川が、代表戦で骨折の負傷を負い、長期離脱となった後で、ドルトムントはことあるごとに招集に抵抗してきたというようなケースもある。
クラブとサッカー協会の間で、代表招集にまつわる遺恨を残すことは得策でなく。日本サッカー協会も慎重な対応が必要になる。

長友の怪我の再診断は既におこなわれたと思われるが、診断結果はまだ発表されていない。

3月13日追記
CSKAモスクワは12日、本田が17日のクラスノダール戦への出場できるかはまだわからない。と発表した。16日までに、チーム練習のフルメニューをこなさない限り、本田の招集は無いだろう。その場合には、ザッケローニは、再び本田不在の戦術模索の必要性に迫られてくる。

3月16日追記
個人練習を開始していた本田は、ドイツで左足首の緊急検査を受け、現在はその治療を受けているようだ。復帰は早くても31日のロシアリーグのアラニア・ウラジカフカス戦となり、思った以上に深刻だという。

3月17日追記
ロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワはホームでクラスノダールに1―0で勝ったが、足首を負傷している本田はベンチ外だった。
これにより、本田の3月22日カナダ戦、3月26日ヨルダン戦の追加招集の可能性は消滅した。 

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