本日（3月2日）Jリーグの21年目シーズンが開幕する。
前田はそう言われることを歓迎していないようだが
過去6年、前田のシーズン初ゴールの相手がJ2に降格するという「前田の呪い」（「デスゴール」という言い方もあるようだ）が継続中だ。
このジンクスは07年から始まった。前田がシーズンのファーストゴールを決めた相手の甲府がまず降格、すると翌年から東京Ｖ、千葉、京都、山形が次々とJ2に降格していった。この時点で「前田の呪い」という言葉が既にあったが、なんと、山形に続き、優勝候補と言われていた、遠藤、今野のG大阪までも降格してしまい、6連続目の被害チーム？となってしまった。偶然の産物であると理解しつつも、G大阪の降格で、「前田の呪い」は一気に真実味を帯びてきた。
前田自身は、騒がれたくないようだが、シーズンが開幕すると、いやおうなしに注目してしまう。
しかも「前田の呪い」は簡単には終わらない
降格した各チームのその後を調査した結果、驚愕の事実が浮かび上がった。調査は、J2に降格した各チームが、その後J1に復帰するまでに要した年月のつもりだったのだが、なんと、J1復帰を果たしているのは甲府だけだということがわかったのだ。その甲府にしても1年でJ2に再降格している。
2007年 ヴァンフォーレ甲府（J2 3シーズン目でJ1復帰するも、1年でJ2に再降格）
2008年 東京ヴェルディ（J2 5シーズン目）
2009年 ジェフ千葉（J2 4シーズン目）
2010年 京都サンガ（J2 3シーズン目）
2011年 モンテディオ山形（J2 2シーズン目）
2012年 ガンバ大阪（・・・？？？）
こうして、最もらしく語られるような偶然が重なっていることを前田は迷惑に感じているようだ。相手の警戒が強くなり、「シーズン序盤になかなか点が取れなくなる」と、「前田の呪い」を破って欲しいと考えているのは、対戦チームではなく、当の前田に他ならない。
名古屋MF小川はジンクス破りを宣言
2013シーズンの磐田の開幕戦は、名古屋戦の豊田スタジアムとなる。前田にとって、09年10月25日にハットトリックを達成している縁起のいいスタジアムだけに、名古屋が新たな被害者になってしまうのか？と興味深々だ。
Jリーグの開幕を控えた「キックオフ・カンファレンス」にチームを代表して出席した名古屋グランパスのMF小川佳純は、「うちは降格してはいけない、優勝するチーム。うちは今の監督になってからいろんなジンクスを破ってきている。万が一前田さんに取られても、それで優勝できればさすが名古屋となる」と、「前田の呪い」の打破を誓った。
名古屋が前田を完封すると、「前田の呪い」の対象は、第2節大宮、第3節横浜Fマリノスと、あたかもロシアンルーレットのように、前田の初ゴールが生まれるまで継続して入れ替わる。
「ザックジャパンの軌跡」の管理人という、私の立場からすれば、コンフェデレーションズカップで、ブラジル、イタリア、メキシコのどれかに「前田の呪い」をかけて、そのチームとワールドカップ2014で対戦して欲しいものだ。
第1節 名古屋1-1磐田 終了追記
前田は不発に終わり、シーズン初ゴールは無かった。次の矛先は大宮に向けられる。
ジュビロ磐田の日程は、２０１３Ｊリーグ ジュビロ磐田 大会日程のとおりだ。
3月9日追記：第2節 磐田VS大宮 前田不発途中交代
呪いの矛先は、次節、横浜FMへ。
3月16日追記：第3節 横浜FM 2 – 1 磐田
前田不発、次の磐田の相手は、鳥栖だ。
3月30日追記：第4節 磐田 3 – 3 鳥栖
前田不発、途中後退。豊田ハット。
4月6日追記：第5節 前半25分頃
前田のデスゴール炸裂！前田の呪いの対象がなんと浦和に決定！。
さて、今季Jリーグ終了時の浦和は？
しかし、浦和0-1磐田 からの後半、浦和の猛攻を受け続け、ロスタイムに決勝点を許し、浦和2-1磐田と敗れ、今季未勝利の磐田こそが『呪われた』試合だったように見えたことが気にかかる。
以降の予定
03/02 (土) 名古屋 ⇒ 03/09 (土)大宮 ⇒ 03/16 (土) 横浜FM ⇒ 03/30 (土) 鳥栖 ⇒ 04/06 (土) 浦和が前田の呪いの対象と決定
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