小野裕二レギュラー獲りにアピール

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スタンダール・リエージュのホームスタジアムのスタッド・モーリス・デュフラン

横浜Fマリノスからベルギー1部リーグのスタンダール・リエージュへ完全移籍したFW小野裕二は、25日に行われたコルトライク戦で53分から交代出場し、ベルギーリーグデビューを果たした。

小野裕二の完全移籍が発表されたのは21日だった。それから4日後の驚くべきデビューとなった。
オフ期間の移籍だったにも関わらず、小野は、いきなりのデビューに答えてみせ、上々の評価を得たようだ。同僚の日本代表GK川島も、「いきなりこれだけできるとは」というような内容で評した。



小野は、後半にベルギーリーグデビューのチャンスを得ると、ファーストタッチのプレーで相手選手のイエローを誘い、早速サポーターを沸かせた。

ロングフィードを奪う小野

自陣でのコーナーキックのこぼれ球を拾った味方のフィードに寄せる。相手選手が先に追いつくが、トラップが大きくなったボールを小野が奪う。

また抜きを選択する小野

縦への突破を意識しながら、ボールをコントロールし、一瞬の判断でまた抜きからの中へのドリブルを選択する。ボールが相手の股間を通過したところでチャージを受け倒される。これが相手選手のイエローとなった。
相手選手にすれば、ボールにいったつもりだっただろう。小野の一瞬の判断と、動きの切り替えの早さについて行けなかった結果であり、イエローを「獲得した」というに相応しいプレーだ。

その後も、左サイドから大きく前方にロングパス。これが見事に前線に繋がり、フリーをつくるもののGKにセーブされるが、チームの攻撃を活性化させ、直後のチームの得点に繋がる。スタンダールが右サイドでボールを保持すると、小野は2度3度とラインを伺い、鋭くクロスに詰めるなど、今一歩のところで惜しくもデビュー戦ゴールは逃したものの、得点を匂わせるプレーでが見られ、サポーターの心を掴んだだろう。

小野の投入直後に、チームも先制点を得るなど、相手ディフェンスを揺さぶる効果は大きかった。監督も小野のプレーを「ナイスプレー」と評するなど、レギュラー取りの第一歩としては大成功だった。

一方の移籍したばかりのもう一人の日本人、永井謙佑であるが、この試合ではベンチ入りせず、スタンドで観戦したという。永井については、メディカルチェックと施設見学の後、一旦日本に帰国しており、前日日本を発ったばかりだったという情報がある。

その永井に関しては、スタンダールの選手でレギュラー取りのライバルとなるであろう選手がいることがわかった。
その選手とは、背番号23を付けたミッチー・バチュアイという選手だが、私自身、こんなにうまい選手がいるのかと驚いた。今現在、正確な情報を持っていないのだが、年齢は19か20の筈だ。

ミッチー・バチュアイ

このフェイントを見た瞬間に「なに?こんなにうまい選手がいるのか?」と思った。更に、この試合の先制点のシュートと、2点目のアシストとなる右サイド敵陣浅い位置からの見事なスルーパスは、スタンダールで特別な存在であることは間違いない選手であることを示している。

スタンダールの試合を見た感想は、サポーターも盛り上がり雰囲気も良く、サッカーのレベルも侮れないという、総じて良いリーグかつ良いチームに小野と永井は移籍したな。ということであった。

移籍後には、新たなレギュラー取りという戦いが待っているのは当然だ。小野と永井には、それをポジティブに捉え、レギュラーを獲得しつつ成長していって欲しい。


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