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小野裕二スタンダール・リエージュで更なるステップを刻む

横浜F・マリノスのFW小野裕二（２０）が、ベルギー１部の名門スタンダール・リエージュに完全移籍することが18日、分かった。交渉は既に合意に達しているといい、21日に正式発表されるようだ。

スタンダールには、日本代表GK川島永嗣が所属しており、永井健介も移籍が確実な状況となっていることから、同チームには3人の日本人選手が所属することになる。1月19日時点のベルギー1部リーグ順位表では、スタンダールは16チーム中の5位につけている。
小野自身も、若い有望株がひしめき、他の欧州の主要リーグへのステップアップが可能なベルギーリーグに魅力を感じ、移籍を決断したようだ。

小野裕二とは

宮市,宇佐美らと同年代のプラチナ世代の選手だ。彼らと同様に、各年代の代表で活躍してきている。同様に、A代表を背負っていく成長が期待されている。
マリノスの下部組織でプレーし、2011年に正式にトップチームへの昇格を果たすと、背番号10を与えられた逸材だ。

身長170cm,体重62kgと小柄であるが、ボディバランスに優れ、大きい相手にも負けない。技術の高さも相当なもので、かつスピードもある。小野が前線にいればボールを受けることもできるし、個の突破も有り得るというふうに、相手に絞らせないプレーができる。

上の写真は、2012年10月20日に行なわれたJ1第29節、横浜F・マリノスvsジュビロ磐田で、小野がゴールをアシストしたシーンだ。
①②右足の足首を柔らかく使い、アウトサイド, インサイドでボールを進めながらDFを引き付ける
③アウトサイドで右にかわす姿勢を見せ、DFの重心を移動させる
④⑤⑥インサイドにボールを引っ掛けDFをかわし、クロスを蹴る地点にボールを転がす
⑦ボールに追いつくとそのままクロス
⑧味方選手が落ち着いて決める
④～⑦の流れは、自分で出したパスに自分が追いつくという、まさに一人スルーパスだ。個々の動きの切り替えの早さと、動き自体の速さが伺えるシーンだ。
こう見てみると、FWとして非常に怖いプレーができる選手だ。

当サイトも小野裕二選手を期待の若手として追加

ザックジャパンのオフシーズンを楽しみながら過ごす企画として、期待の若手（または新しい選手）の投票を造ってみた。「期待の若手（または新しい選手）」の定義は特にせず、おおらかに選択肢を追加していきたい。

※選択肢の追加が必要な場合は、コメントで。

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