ザックジャパン最高の試合

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香川の先制シュート(クリックすると大きくなります)

2011年8月10日、北海道・札幌ドームにて行われたサッカー国際親善試合「キリンチャレンジカップ2011・日本代表VS韓国代表」は、ザックジャパン最高の出来の試合だった。
結果は3-0でザックジャパンの大勝だった訳だが、なぜ今更この試合を話題にするのか?と思われるかもしれない。以降のザックジャパンの試合を見ていると、明らかにこの試合で良かった点が消えている。2012年の試合がすべて終わり、チームとしての決算の時期になるが、サイド攻撃など伸びた面もある反面、総合的に見れば、この試合をピークにザックジャパンが伸びていないような気がしてならない。私は、この試合の素晴らしかった点をザックジャパンに取り戻して欲しいと思っているのだ。


スターティングフォーメーション

スターティングフォーメーションの主な変更点は、右肩脱臼の長友に代わり駒野が左サイドバック、アジアカップでの足の指骨折の負傷から代表復帰を果たした香川が左サイドに入り、ワントップは李が起用された。U-22から招集された清武はベンチスタートだったが、前半途中に岡崎と交代すると、2点目, 3点目をアシストし、大活躍だった。



やはり、良かった点は得点シーンに凝縮されていた。まず先制点だ。
遠藤のスルーパスを李がヒールでフリーの香川にラストパス、香川が動いて受ける。ボールを受けた後は、流れるような香川の個人技だった。
①二人の韓国選手にサンドイッチされるが、
②フェイントと連動した浮き球でかわす。
③④ボールがワンバウンドするかしないかのタイミングでシュート、ファーサイドに決める。

2点目
オーバーラップした駒野が相手のまた抜きをしてドリブルでゴールに迫ると思い切り良くシュート。GKにセーブされるが、こぼれ球を拾った清武からのラストパスを本田が落ち着いて押し込んだ。(写真をクリックすると大きな写真を見ることができます)

3点目はこの試合をザックジャパン最高の試合と言わしめる流れるような攻撃だった。既にブラジル流の手数をかけない速い攻撃が出来ていたのだ。

①センターサークル付近で本田から香川へのパス
②右サイドを走る清武に香川が展開
③ペナルティエリアでボールに追いついた清武はゴール前に詰めた香川にラストパス
④この日の2得点目を香川が決める

動画もみてみたい。

【総評】
代表で香川が最も輝いた試合だった。この試合の動画を見れば、香川の力が必要なことは明らかだ。本田, 清武との連携も素晴らしかった。
その後いったい何があったのか、代表で香川が輝きを失っている。こんなことがいつまでも続くようなら、ザックジャパンの大きな損失になるだろう。
邪推になるかもしれないが、プロである以上、自分の価値を高めることは当然だ。その意識のぶつかり合いの中で、チームの真の連携を失ってはいないだろうか?一刻も早くこの試合を思いだして連携を取り戻して欲しい。いつまでもこの試合が最高試合と呼ばれるようでは世界は見えて来ない。


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