ワールドカップアジア最終予選(第4節終了)

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2012年9月11日ザックジャパンは埼玉スタジアムにイラク代表を迎えた。
第3節のオーストラリア戦はカード安売りの荒れたゲームだった。そのために、今回は内田, 今野が累積警告による出場停止となっており、駒野, 伊野波がスタメンとなっている。試合が始まってみると、ジーコ監督のメンバー入れ替えと、遠藤, 本田へのマンマークの作戦によりペースをなかなかつかめない状況の中、危険なシーンも作られる展開となった。しかし、徐々にジーコ監督の策にも慣れてくると前半25分、イラク陣深い位置からのスローインからの攻撃により前田のゴールで均衡を破り、1-0で貴重な勝ち点3を獲得した。



もう1試合はヨルダン(ホーム)VSオーストラリアが行われ、2-1でヨルダンが勝利している。従来のオーストラリアの力量を考えると、中東アウェーとはそれほどまでに厳しいものなのか?という感を持つ。

まずは、第4節までの順位表を

順位 チーム 勝点 試合 勝ち 分け 負け 得点 失点 得失差
1 日本 10 4 3 1 0 11 1 +10
2 ヨルダン 4 3 1 1 1 3 8 -5
3 オーストラリア 2 3 0 2 1 2 3 -1
3 イラク 2 3 0 2 1 2 3 -1
5 オマーン 2 3 0 2 1 1 4 -3

ザックジャパンの先発フォーメーションは左の写真のとおりだ。香川の直前腰痛によるベンチ外により、清武が入っているが、彼は十分にアジアでは通用する選手だ。
また、イエロー累積の今野, 内田に代わって、伊野波, 駒野が入っている。このフォーメーションで不安だったのは、今野に代わる選手としてセンターバックを務める伊野波と水元を親善試合で試してきたが、二人ともこれといった結果を出さないまま今日を迎えてしまったことだ。
駒野選手については、3次予選や親善試合でも攻撃面の良い仕事があったので、むしろ期待があった。

試合開始から前半21分程までは、イラクペースだった。遠藤, 本田へのマンマークがまんまと機能した状況のようだ。その21分間だけで、コーナーキック4、危険な位置のフリーキック1、川島のセーブでしのいだシュート2だった。

しかし、日本代表は落ち着いていた。前半25分、岡崎が巧みな動きで、相手ディフェンスをかわして右サイドの裏に走り、駒野のスローインを受けた。岡崎はダイレクトの左足でクロスを入れ。中央に走り込んだ前田がヘッドで合わせ先制した。その動画を見てみる。

その後は、(前半41分のイラクのカウンターを川島のファインセーブで凌いだ場面以外は)ほぼ日本のペースで試合が進み、多くのチャンスを作ったが、フィニッシュの精度を欠き、得点に至らず1-0で終了した。

得点シーンについては、岡崎がインタビューの中で「練習どおり」と言っていた。スコアは1-0と辛勝だが、勝つべくして勝ったと思える言葉に力強さを感じた。

ザックジャパンは勝ち点3の積み上げに成功し計10となった。残りのヨルダン対オーストラリアは2-1でヨルダンが勝利した。これでにより、ライバルと目されているオーストラリアとイラクは共に勝ち点2のままとなり、勝ち点差8と大きなリードを築くことができた。ザックジャパンにとっては、ワールドカップ出場に大きく前進した第4節であった。


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