ワールドカップアジア3次予選(最終第6節終了)

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2012年2月29日、ザックジャパンは豊田スタジアムにウズベキスタン代表を招いた。第4節のタジキスタン戦で既に3次予選の突破を決めているが、最終予選の好結果に繋ぐために、またアジア王者として、1位通過を目指して臨んだ試合だった。
試合展開は、ウズベキスタンの組織的守備を崩すことができず、カウンターにより失点し、後半には足が止まり再三のカウンターを浴びるというものであった。

結果0-1でホームでの敗戦を味わうこととなった。



アジア3次予選(最終第6節)結果

グループC 試合 勝利 分け 敗戦 得点 失点 勝点
◎ウズベキスタン 16
◎日本 14 10
北朝鮮
タジキスタン 18

◎は最終予選進出

【フォーメーション】

先発フォーメーション

先発のメンバーを見ると、ここのところワントップ候補として浮上しているハーフナー・マイクと、チームの底上げを狙った藤本のテストを兼ねた布陣を敷いたように見える。

ハーフナー・マイクのストロングポイントは言うまでも無く高さであるが、代表のワントップとして定着するには、2列目以降の波状攻撃を引き出すポストプレーが必須だ。いまだ確固たるワントップを模索しているザックジャパンにとっては重要な意味を持つテストだ。

ハーフナーOUT→李IN, 藤本OUT→乾IN, 長友OUT→駒野IN

後半15分、藤本OUT→乾IN それと同時に岡崎が右サイドへ、乾にはテストも兼ねているだろうが、ドリブルによる打開の期待の方が大きかっただろう。

後半21分、ハーフナーOUT→李IN これと言った活躍の見られなかったハーフナー・マイクに変えて李に期待。

後半39分、長友OUT→駒野IN これは長友のふくらはぎ負傷であり、ザッケローニにとっては予定外でだった。最後の最後に追いつき追い越す策として、宮市の投入も予感されたが、この予定外の交代により、交代枠を使い切り、期待のスピードスターの代表デビューは持越しとなった。

【試合動画】

【試合概要】

立ち上がりからザックジャパンが試合を支配したが、ウズベキスタンの組織的守備を崩せない。前半20分頃からは、バイタルエリアで香川がパスを受けられるようになり、徐々に押し込んで行く。22分には、香川のパスを受けた岡崎のシュートがゴールバーを叩く。今思うと、これを決めていなかったのが致命的だった。その後も長友のオーバーラップなどで攻め込んだが、決定力を欠いた。

後半になり、試合を支配しながら得点に結びつかないザックジャパンは更に前がかりになり、そこを突かれたカウンターで後半9分、ウズベキスタンに先制を許した。その後は反撃を仕掛けたが、どうしてもウズベキスタンの守備を崩せず、そのうちに足が止まり、逆に再三のカウンターを浴びる状況となってしまった。

【総評】

本田不在を考慮しても、ホーム戦でウズベキスタンに敗戦することは予想外だった。何がそうさせたのか?
私は後半に足が止まった代表の姿にその原因を感じた。即ち、選手のコンディション不良だ。今や、欧州組が大半を占める代表にとって、十分なコンディション調整の時間が与えられないホームゲームでのリスクは大きい。現に今回は前日や二日前合流の選手も多く、時差ボケが残った状態だった筈だ。今後、日本サッカー協会には、この側面の配慮に最大限の努力をしていただきたい。

セルジオ越後氏,ラモス瑠依氏,水沼貴史氏出演ホームでウズベキスタンに敗北した直後の討論会。


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