2011年11月11日、ザックジャパンはタジキスタン・ドゥシャンベセントラルスタジアムのタジキスタン代表戦に臨んだ。ドゥシャンベセントラルスタジアムは、少し前に15cmもの積雪を記録しているために整備が遅れ、芝が生えそろっていない状況で、ピッチが良くない。ちょうどひと月前に8-0で勝利した長居の時のようにはいかなかった。
そこにアウェー独特の雰囲気が加わり、ザッケローニの当初の予想どおり、ひと月前と比べると苦労したと言える。
結果は4-0で我ザックジャパンが勝利を収めた。
アジア3次予選(第4節終了時)
グループC | 試合 | 勝利 | 分け | 敗戦 | 得点 | 失点 | 勝点 |
◎日本 | 4 | 3 | 1 | 0 | 14 | 1 | 10 |
◎ウズベキスタン | 4 | 3 | 1 | 0 | 4 | 1 | 10 |
北朝鮮 | 4 | 1 | 0 | 3 | 1 | 3 | 3 |
タジキスタン | 4 | 0 | 0 | 4 | 0 | 14 | 0 |
◎は最終予選進出
【フォーメーション】
ワントップは、長居のタジキスタン戦で2得点と活躍したハーフナー・マイクだ。荒れたピッチに高さは有効と考えただろう。
それにしてもザッケローニは保守的だ。クラブでの活躍を見れば、本田欠場時は香川のトップ下が良いと思うし、本田がいたとしても香川のトップ下をもっと試すべきだ。ザッケローニの中では、香川は左サイドなのだろうか?
長友の欠場で左サイドバックには駒野が入っている。
【試合動画】
【試合概要】
ザックジャパンを苦しめたのは、野原のように荒れたピッチである。普段なら有り得ないパスミスからボールを奪われ、2対2の局面になってしまった。両サイドバックは、それでも失点することなく良くしのいだが、ひやりとするシーンが相次いだ。
更に、この日のタジキスタンは、前回の守備的な4-1-4-1から、フラットな4-4-2布陣に変更していた。日本に来た時には、攻撃的な選手で召集していない選手がいたが、その選手を含めて3人の選手を替えている。試合が開始するとすぐに変化が現れ、長居では前半に一度も取れなかったコーナーキックを開始1分で獲得した。更に、前半32分には、混戦からのこぼれ球をミドルシュートされ、ゴールポストに救われるピンチがあった。
【総評】
最終的には前半36分に今野,後半に入ると16分に岡崎, 37分にハーフナー・マイクと途中交代の前田,ロスタイム2分にまたしても岡崎が決め4-0で勝利した。荒れたピッチと、豹変した相手に前半こそ苦労したが、決めるべき人が決めて力の差がスコアの差となって表れた試合だ。
第4節の日本とウズベキスタンの勝利により、両チームの最終予選進出が決定した。最終予選に向けて、有効に残りの3次予選2試合を消化して欲しい。
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